初期型 K3 とはココが違う!

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デフォルトに戻ったところでチェーンテンションの確認をしておきましょう。それとこれ大事なことで、昨年11月生産分よりディレーラーハンガーに手が加えられています。トップ9T ならではのチューニングであります。

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ディレーラーハンガーですが何か先端が尖っているように見えません?



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9-13-17T の歯数構成を持つ 3 Speed ギヤー。



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トップギヤは、Shimano にあった Capreo と同じ歯数の9T です。チェーンのローラーを巻き取るような歯の形ですね。

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現在組み立てられる K3 のチェーンは、96リンク。(一時期 104 リンクで組まれていた時もあった)



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例えは極端ですが、このようなチェーンの掛り方では、3リンクしかギヤに噛みあっていません。



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今度はどうでしょう。倍の6リンクが噛んでいます。なるたけ沢山のリンクを噛ませた方が歯飛には有効なのが分かります。この状態を作るのがチェーンテンションです。


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二つとも同じ「J」の刻印があるディレーラーハンガーで、右が A さんの K3 に付いていたものです。



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先端(B テンションボルトが当たるところ)が機械加工で削り取られてますね。



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上は、これ以上 B テンションボルトを緩められない状態ですが、加工品では、更に緩めた効果が出ます。


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側面にも加工が施されるのにも意味があります。



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この出っ張りと干渉するからです。



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B テンションボルトを緩めて行くとガイドプーリーがカセットギヤにどんどん近づいて行き多くのチェーンを絡めることが出来ます。


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かといって近づけすぎるとギヤ同士が接触してしまいゴロゴロ言います。



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それとダウンの変速が出来なくなります。



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スムースに変速でき、なるたけガイドプーリーが近づくこの角度を覚えておきましょう。

シマノが「カプレオカセットは、必ずカプレオディレーラーでドライブして下さい」と言っていたのは、なるたけチェーンを絡ませて歯飛を防止させるためだったのです。

明日は、NEW カラーのこれが入荷!

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