突起物の正体は、テンションスプリングの端っこだ!
ここチェーンが掛っていると何処から見ても全く見えないんですよ。よくぞ見つけたでしょう。
飛び出している(飛び出し過ぎている)スプリングの位置にマーキング。
裏から見ても表から見ても全然わかりません。
ですが確実にチェーンと干渉している。「グングン」は、チェーンプレートの山と谷。
ケージを分解してみましょう。
プーリーには、U-PULLEY L-PULLEY の刻印があり歯の形も違う。
此奴だ!先端は、チェーンのリンクに当たり光っている。
ベルトサンダーで削り落とします。
こんなもんで勘弁してやるか。再度組み付けるとまだ「グングン」いってます。テンションが掛かるとスプリングがぐっと出てくるみたい。もっと削るか。
先程は、二つのプーリーを外しましたが、L-PULLEY を外すと組み付けがちと面倒ですのでガイドプーリー(U-PULLEY )だけを外す方法で行きます。
こうしてケージを避けておきましょう。(テンションプーリ側のボルトは緩めなくともケージは動かせますが、組み付け後には増し締めを)
やっぱまだ出っ張ってますね。
ケージの塗料が剥がれるほど行っちゃいましょう。
ケージの内側は見えませんが、跡はタッチアップ。
これでようやく「グングン」が直りました。五日間もやったのにカスタムどころか「振り出しに戻る」ですね。
あなたの K3 は大丈夫?