SRAM eTAP AXS 12速ロードコンポーネント
本日、SRAM ロードコンポーネントを扱うインターマックスの展示会に行ってきました。その目玉は、今まで極秘とされてきた SRAM eTAP AXS(スラム・イータップ・アクセス) 12速ロードコンポーネント。また SRAM MTB コンポーネントを担当するダートフリークもワンバイ12s の Eagle AXS ワイヤレス電動変速システムの発表をした。
RED クランクセット 50/37 48/53 46/33T
プリロードアジャスター。
一体型チェーンリング。右はパワーメーター付き。
ROTOR NEW クランクのようにアウター、インナー、スパイダーアームが一体構造。
クランクアームとはセンターでのダイレクトマウント。
取付は、このように8本のボルトと共に勘合する。
フロントディレーラーは、少し大きくなったが薄型になりワイドタイヤに対応。
リヤディレーラーの形も大きく変わった。
カーボンケージにセラミックプーリー。
テンションプーリーの歯は、ナローワイドになっていた。
ケージを伸ばしてみるとテンションスプリングの他に抵抗を感じた。Orbit(オービット)テクノロジーと名付けられたそれは、シリコンフルードを内蔵したオイルダンパーで、チェーンの暴れを抑制する。ここはメンテナンスフリーで非分解式。よってビックプーリーキットの装着は不可。
トップ10T のカセットは、10〜17T までが1枚とびのクロスレシオ。
クロモリスチールから削り出された一体型11速ギヤにローギヤ一枚を加えた12 Speed。XDR ドライバーボディー専用のフリーなので使えるホイールは限定される。
こちらハイドロリックセット。
新型 SRAM 12速無線電動システムが、今までの11速 eTAP と違う最大の点は、SRAM AXS アプリからバッテリー残量の表示やカスタマイズがスマホで行えるってこと。よってシマノDi2 シンクロモード同様の フロント変速を自動とする Compensating Mode(コンペンセーティングモード)が使えるようになったことだ。
トップ10T は、小径車に強い味方となるが、さて?