チタンフレームは、削れるのか?

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ROTOR ALDHU 5アームクランクの情報を待つ間に BB シェル回りの下準備をしておきましょう。やはり PASSONI と言えどもネジ山修正やフェイスカットが必要なのであろうか。そもそもチタンってハンドツールで削れるものだろうか?

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PASSONI の BB 規格は、BSA68。



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BB タップを通す前に先ずそこいらにあった FSA BB を入れてみる。



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普通に BB が入れば、BB タップで更にいじめることはない。逆にタップがチタンにいじめられるかもしれないし。



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左右とも手でスルスルと滑るように最後まで入った。ネジ切りは問題無い。



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BB を出してきたところで中間に入るパイプを拝借。



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Di2 仕様でオーダーしたパッソーニ・トップレボリューションですから。



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エレクトリックワイヤーを入れてみます。



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シェルから出てきたエレクトリックワイヤーは、



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ダウンチューブへ戻る。



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斜めに入れたパイプをギリギリ交わすエレクトリックワイヤー。



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これでリヤディレーラー向けチェーンステー行きのエレクトリックワイヤーがもう一本通りますからね。本当にギリであります。


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拡大して見てくださいね。BB シェルに繋がる各パイプの断面がスムースに仕上げられています。これが手が切れるほど鋭かったらエレクトリックワイヤーなんか一発で断線するでしょう。



船長本当は、BB も GOKISO BB を装着したかった。

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これが普段見れない GOKISO BB の全容。この両側からネジ切りカップが入りますが、カップはBB をシェルに固定するだけの物で、ベアリングを仕込んだBB 自体は殆どずん胴なためエレクトリックワイヤーが通過する余地が全くない。



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そういえば木森さんこんなの作ってたな。バレル(樽)ボトムブラケットシェル。



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任意の方向に穴を開ければエレクトリックワイヤーが余裕で通過できる。

次回は、フェイスカットを