まさかの ROTOR 5アームクランク製造中止!


QARBON

ROTOR QRINGS QARBON 110PCD 52T

船長の PASSONI のアッセンブリーが止まっている。船長からの指令はこうだ「購入分のROTOR QRINGS QARBON 110PCD 52Tのアウターに36T のインナーを追加で、ROTOR 3D+クランク 30mm アルミアクル、BB は、ROTOR BSA30 セラミックで組立」である。昨年12月の半ば、3D+クランクとインナー36T を発注しようとしたが、ウェブオーダーに出てこない。ROTOR のウェブサイトでも OLD MODEL のボタンを押さないと出てこない。これはいったいどうゆうことだ。輸入元のダイアテックに問い合わせてみると ROTOR は、5アームクランクの製造をやめて、新たに開発したスパイダーアームとチェーンリングが一体の ALDHU(アルデュー)3D+に全て移行する方針だそうだ。PCD が、130から110に移行した時も混乱したが、これは参ったぞ。 だが望はまだあった。現在5アームクランクを使っていてチェーンリングの歯が減ってしまった場合のリペアーパーツとして5アーム用QRINGS の製造は暫く続けるのと5アーム用QRINGS が取付けできる ALDHU クランクの製造が始まったとの情報を得ている。このクランクのデザインはまだ公開されていないが、船長に気に入ってもらえるものかが心配である。




3D+

こちら船長からリクエストがあった 3D+30mm アクスルクランク。




ALDHU
こちらが NEW ジェネレーションの ALDHU(アルデュー)3D+。4アームと一体となった2枚のチェーンリングと左右クランクアーム、アクスルの4点の部品構成で、勿論プリロードアジャスターも付く。従来モデルと比べると45g の軽量化を達成しているそうだ。




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スパイダーアーム、アウターギヤ、インナーギヤを7075アルミブロックからの削り出しにより一体成型。スパイダーリングと名付けられた。当然チェーンリングボルトはない。オーバル率は、従来型(10%)とQ-XL(16%)の中間をとった12.5%となっている。



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スパイダーアームセンターに加工された OCP(Optimum Chainring Position) Mount。5本のチェーンリングボルトを入れ替えることなく右クランクアームを外してスプラインを差し替えるだけでポジション変更が簡単に行える。


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気になったのがポジションの変更が細かくなったように見えるが、130PCD の全周に渡り真円の穴が並んでいた QRINGS では、反対側の穴に移動すれば5度ずれて、更に3D FLOW クランクを使えば、2.5度単位のポジションを得られた。ダイアテックのカタログによると1°(度)刻みでポジション調整が可能。ウェブでは、0.25(記号無し)刻みでポジション調整が可能とある。スプライン山を数えてみると45山であった。360°÷ 45 = 8度じゃね〜かい? 45って奇数だよね。180度上下方向でチェーンリングの歯の位置が微妙にずれていたとしても4度じゃね? 1° と 2.5 って数字どこから来てるんだろうね。オレ、計算間違ってっか?

明日につづく、