DAHON Mu SLX に JK カーボンホイールを(トラブル編)

流石 60T のビックリングは悪さをする。55T から極端に60T まで上げたチェーンリングがリヤセンターを短くしたのだ。

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15分(クランク角度で90°)の逆回転でここまで外れるとは。



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では、2速目ではどうだろう?


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全然大丈夫だ。歯と歯の距離は、4.5mm ほどだろうか。4.5mm チェーンリングが左に寄れば確実に大丈夫ってことだが、何ミリまでなのかが分からない。


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ISIS ボトムブラケットには、左右両側にスペーサーが入る。こいつを左側に寄せてみよう。



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右クランクアームのフィキシングボルトを抜きます。



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プーラーでBBシャフトからクランクを抜きます。



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これが ISIS BB。



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SST を用いてリングナットを緩めます。



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左側も同じく。



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BB が外れました。



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スペーサーの厚みを測ると2.40mm。これしかやりようがありません。



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もし2.40mm で足りなかったら船長の SLX のように BB シェル自体をザックザック削り取ることとなる。


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右側は、スペーサーなしで、



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左に2枚入れました。



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これでチェーンリングが左に2.40mm 寄ったことになる。



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クランクを元に戻します。ISIS クランクは、もうその辺で止まってくれって程どんどん入って行くんだよね。


はい、結果発表!

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クランク水平から逆回転します。



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45分のところまでは、



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OK!



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50分まで行くと、



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必ず外れる。



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まー外れても正回転させれば、ローに戻るけどね。



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チェーンデバイスの位置を調整して終了。ローで完全に触るまで近づけます。触っていても摩耗はありません。

スタート時のクランクの踏みかえですが、必ず利き足でやると思うんですよ。だけど45分以上は回さないと定義し外科的手術は、中止としました。

何故、ビックリングは、ホイールベースが変わってないのにリヤセンターを短くするかは、こちら でおさらい

明日は、完成お披露目編を