ビックプーリーの取付
それでは、恐る恐るビックプーリーへの交換作業をやってみましょうか。取付け説明書によると交換に必要な工具は、T7 のトルクスレンチ、ラジオペンチ、ネジロック剤となっています。
T7 のトルクスレンチで、カバーを外します。
T10 以上のセットしか持っていないので、T2〜T20 のセットを購入。
小さいですね。
一番右のT7 を使用。
実際には、T6 サイズでした。(取説の間違い)
スクリューは、タッピングです。
中に見えるストッパープレートを引き抜けば外れるとあるが、
こちらは、2.5mm の六角レンチ。
一度緩めたらストッパーボルトがボディーから離れるようにテンションスプリングを縮めておく。
ストッパーボルトが外れました。
ここから力を緩めれば、
テンションが解放されます。これで安全に外せますかね。
次にノズルプライヤーを用意。
つまみ出し辛いのでこのように抉り出しましょうか、
おっと、ケージが飛び出しました。テンションスプリングには、ねじりプラス圧縮の力も掛っていたようです。
これでケージが外れました。
テンションスプリングは、ここまで伸びています。
テンションスプリングが刺さるケージ側の溝は、一か所。
リヤディレーラー本体側も見ておきましょう。
こちらも一か所なので組み付けには間違えようがないです。
ストッパープレートはこんな形。
これで抜け止めとなる簡単な機構です。
RED から外したストッパーボルトですが、
V3 PLUS では、アタッチメントに工作されていますので必要ありません。
アタッチメントには、テンションスプリングが掛る穴が4つ。
それぞれでテンションの強さが変えられるようです。
今回は、STD の中にセット。
ここからスプリングが効いてくる方向に回しながら、
ストッパーが当たるところまでくればOK。
シャフトの溝が見えてきましたね。
ストッパープレートを戻し、
カバーと共にスクリューで留めれば完了。タッピングスクリューなのでネジロック剤は必要ありませんでした。
これでビックプーリーの取付は完了。意外と簡単でしたね!
144.180円のゴージャスリヤディレーラーの完成