指令 SLX ブルホーンをダブル化せよ! その8

チェーン跳ねの異音の問題は、10速12T ギヤ(トップから2番目)が悪さをしていることが分かった。それではどんな悪さをしているのか探ってみよう。ちなみに RIDEA のプーリーは、関係ないと分かった時点でオリジナルに戻しました。カッコよかったんで少し残念ですが、色々変えてしまうと何が原因なのか掴めなくなりますからね。

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アウターリンク進行方向後ろ側(写真で見ると右側)のピンに赤のマーキング。これが悪さの始まりです。


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赤マークの前のローラーは、綺麗に9速ギヤに乗っています。



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次に問題の赤マークのローラーですが少し浮いていますよね。



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浮いたまま進んで行き次の無印ローラーが噛んで次に白マークと続きます。



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白マークのローラーは、完全に浮いています。ここから5mm 程進むと、



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パチンと嵌り込みます。これが異音です。



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今度は斜め後ろから見てみます。10速ギヤがチェーンアウタープレートを押しているように見えます。



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パチンと鳴った途端に離れてますね。



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紙切れを挟んでみましょう。



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パチンと鳴った瞬間落ちました。



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怪しい歯に黄色のマーキング。しかも2回転に1回だけパチンとなるのは、この後一回転すると怪しい歯が、インナープレート(アウタープレートの谷間)に移動するため干渉がなくなる。


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この裏に絶対何かがある!



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黄色にマーキングされた10速目の歯が、しらばっくれて整然と並んでいます。



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下側が問題のなかった新品の10速ギヤ。「11s」は、11速で、「12A」は、12T。「NA」「MD」は、製造年月日を表すだけで同じ製品らしい。


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裏返して見ましょう上を向いているのが怪しい歯です。奥が怪しい歯ですが、手前の新品と変わらないように見えますよね。ところがこれ、手前に傾けて見ますと・・・・・・



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ほれ、爪が引っ掛かる段差が付いています。これがアウタープレートを押し上げていたのですよ!隣のギヤにも段差がありますね。これ絶対切削不良ですよ。DURA-ACE でもこんなんあるんですね。


しかし良く見つけたでしょう。誉めて下さい。この段差をリューターで落としてあげれば確実に直るのにシマノに言ったら「加工しないでそのまま送って下さい」だって。検証後新品と交換してくれるそうです。ああ、一生懸命原因を突き止めたのに・・・直したかったな。

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シマノに送ります!