指令 DURA-ACE Di2 を最新にせよ!完成編

最後の望みを託して FD-R9150 をもう一度良く観察してみた。するとアクチェーターアームの付け根にボルトの先のようなものが見えた。勿論シマノディーラーマニュアルでも触れていない。Lo アジャストボルトが排除されたが何か調整が効くのだろうか?

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Hi アジャストボルトの上にボルトの先のようなものが見える。



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後ろから見てみると確かにネジ山がある。中にはイモネジが入っているようだ。今回ばかりは、シマノ相談窓口に聞いてみた。「それは分かりませんが調整には関係ありません」と言われたが「少々お待ちください」と待たされた後「イモネジを抜いてみましたが何も変わりませんね」と実際に電話の向こうで現物で試してくれたようだ。親切にして頂いたが調整ボルトではなかった。


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DAHON の太いアルミフレームで FD-R9150 を使うんであれば左側のBBハンガーシェルを削り込んで クランクを外に出すしかなさそうです。でもこのチェーンラインを見るとこれ以上出したらクランク逆転でチェーン落ちしそうです。

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船長、これは更にチェーンとインナープレートが接触しアウターロー(4速ぐらいから)チャラチャラ音が出ると思いますが、Hi アジャストボルトを締めこんでストロークを確保するしかありません。


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これで決まりなのでテスト用から新品のミッシングリンクに交換です。



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ペダル:Shimano PD-R9100 SPD-SL  24.039円 (税別)
PD-9000 より20g 軽くなった新型 DURA ペダルです。



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Hi アジャストボルトでストロークを稼いだお蔭でケイデンスが低い状態でもフロントの変速ミスは皆無となりました。だが”しまなみ”のヒルクライムでは、船長の GoPro がチャラチャラ音を録音することになるでしょう。あと対策としては、好きな音楽を大音量で聞きながらのライドですかね。もしかして完璧なる14 Speed シンクロモードのシフティングに感動して異音など気にならないかもしれませんよ。(言い訳)

指令 DURA-ACE Di2 を最新にせよ!は、総額328.021円也