ヘッド調整がどうにもしっくりこない

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納車整備中の MOULTON TSR-9FX ですが、ヘッド調整がどうにもしっくり来ません。この位かなってとこで決めてもまたしばらくするとガタがでる。何回となく調整を繰り返したがこれ何だろう?

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可変ステムが標準で付いてきますが、あまり精度の良い部品ではありません。



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内部をお見せしましょう。



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こんなクイルタイプのプレッシャープラグがセットされています。



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構成部品はこんな感じ。



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臼を引き上げるとカラーが広がる構造でコラム内に密着固定される。



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でもってこのスプリングが悪さするわけで、アッパーとロアーのベアリングにプリロードが掛ったのかスプリングが潰れているのかの感触が掴み難いんです。


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このようなカーボンコラム用のアンカーナットでしたらアンカーナットをコラム内に固定してしまいその後普通にトップキャップボルトで引き揚げますから良いんですが、どちらも同時はちと無理があるようですね。

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この臼をキャンセルして1インチのスターファングルナットを打ち込んでしまえば簡単なんですけど、何十年後かにサススプリングのオーバーホールをする際にスターファングルナットがあると上からのスプリングアクセスに邪魔になります。


やり方発見!

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トップキャップは、何時もプリロード掛けるときよりもきつめに締め込みます。



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ハンドルを左右に振ってみて必要以上のプリロードが掛っていないか確かめます。



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ここでステムボルトをロック。



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最後にトップキャップボルトを更に増し締めします。

可変へなちょこステムでもかなりしっくり来ますよ。

TSR オーナーは是非お試しを!