Sugino アジャスタブル FD マウント

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Sugino MT-OX  6.800円(税別)

スギノから痒いところに手が届くフロントディレーラーマウントが発売されました。フロントディレーラーに予め取付て台座を上下移動できるって製品です。お値段ちょっと高めではありますが流石スギノさんって商品となっております。

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これが構成部品でステンレス製。Sugino MT-OX とレーザーで刻印。



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フロントディレーラーへの取付ボルト。ボルトの頭が皿ビスではなく、2段に削られてるのがガッチリ固定できるポイントかな。


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こちら FD 台座への取付ボルト。



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頭が完全に埋まるように作られてます。



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左のボルトでフロントディレーラーへ固定。右のナットで台座へ。



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充電器待ちの船長の SLX Di2 でテストしてみます。



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元々、DAHON のアルミフレームには、電動FDが取り付けられませんので、RIDEA FDW4 ディレーラーアングルスペーサー(940円税別)を2枚重ね平行移動させています。


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RIDEA FDW4 ディレーラーアングルスペーサーは、2枚で2.8mm。



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Sugino MT-OX は、4.0mm セットバックとなります。



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取付ボルト、ナットは、T20 のトルクスレンチで。



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取付は、アップサイドダウンで二通りの取り付け方が出来ますがシマノ電動FDでは、写真のような上げる方向への取付しか出来ません。


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下げる方向に取り付けるとモーターカバーに干渉してしまいます。



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船長のアウターリング ROTOR Q-RINGS QARBON は、52T です。これだと目一杯下げた状態で一致します。


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取付を上げた状態がこれ。更に大きいチェーンリングやオーバル率の高い Q-XL などにも対応できそうです。


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こちら新型105 FD-5801 に下げる方向に取り付けた例。



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ケージが完全に隠れるほど下がっています。



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アルミフロントディレーラー台座の場合、取付ボルトの出代が少なくなりますので取付座金をR9100 DURA-ACE 又は、R8000 ULTEGRA の薄いものに変えることをお勧めします。M5×15mm ボルト&取付座金のセット(写真左側)で500円ほどで購入できます。

フロントディレーラー台座の溶接位置や厚み、チェーンリングの大きさなど色々な条件に左右され全く使い物にならない場合も出てきますが、カスタマイズがお好きな方は、一つ持っていても良いパーツではないでしょうか。

船長、RIDEA FDW4 ディレーラーアングルスペーサー2枚重ねの方が軽いので元に戻しておきました!