超ワイドな14インチリム

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こんなリムを持ち込まれたお客さんがいまして、JP50 と言うエコカー用の14インチリムだそうです。中国製で価格は、5.832円と格安。この他 IRC から EC-R 14×2.10 超軽量スリックタイヤも出ているようです。エコカーレースにもワイドリム化の波が来ているようです。

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リム幅は、50mm で、外々で測ると56mm もある。



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ご覧の通りであります。



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目方は、377.5g。



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このリムに昨日ご紹介した SCHWALBE BIG APPL を組みたいってリクエスト。タイヤ側面とリムがほぼ面一まで膨れています。これにアルフィーネのハブを組み込んだのですが、スポーク張りは相当な難儀でした。


最近に見るワイドリム、ワイドタイヤ化

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細いタイヤでの接地面は、縦長であるのに対して、



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ワイドリム、ワイドタイヤ化した接地面は、円に近くなります。常に述べているようにタイヤの転がり抵抗は、接地面の変形(凹んで戻ってまた次が凹むの繰り返し)によるものなので接地面積が広いほどタイヤの変形が少なくなるので、転がり抵抗が軽減される。これ最近のロードバイクにもこの傾向が出ていますね。


余談でモーターサイクル用スポーツタイヤの話

タイヤ
昨今は、ストリート用でもレーシングタイヤのような形状をしてますね。


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これが18インチのタイヤだとしますと端っこは、16インチぐらいになってるんですよ。どうゆうことかと言いますと・・・・



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赤い部分が地面だとしますと、今フルバンクでコーナリング中で、16インチの旋回性のいい小径部分で走っています。コーナーの出口が見えてきて加速しながら車体を起こして行きます。すると17インチになり、

タイヤ - コピー - コピー
ストレートでは、18インチに戻るわけです。パワーの掛けたい立ち上がりは、高トルクの小径で、ストレートに向かいながらスピードに乗せる外径が大きくなる中央へとオートマチック変速しているんですね。これ自転車には関係ない話でしたね。


明日は、そんな格好になってしまったこいつをご紹介!

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凄いよ!