いざ飛行場へ!

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天気は快晴。絶好の初飛行日和である。以前にも書いたがこの機体、作者不明のフルスクラッチビルド(図面を書き材料を切り出しての全て手作り)であります。メーカーからキットとして販売されているものであれば飛行テストを繰り返し飛ばしやすくしてあるのが当然。だがこれは浮き上がるかも分からない代物であります。いっそ浮き上がらない方がいいのかもしれない。大概のダメ飛行機は、離陸した瞬間に左翼端失速で下を向き頭から地面に激突するのであります。

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どうですかこの雄姿。それにしてもノーズが短い。



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テールはこの時代まだソリ。尾ソリの機体は初めてだ。方向舵を目一杯打っても曲がってくれないだろうな。聞くところによるとタキシングで曲がる際は、昇降舵をダウンに打って尻を持ち上げながら曲げるんだって。プロペラが地面を叩きそうで怖い。


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パイロットは飛ぶ気満々で今でも機銃の引き金を引く勢い。



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カウリングの穴から覗く2番3番のシリンダーが何ともカッコいい!



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このフォッカーD8 の前にDr-1 という機体があって、胴体は同じながらそちらは3枚翼であった。それを行きなり新型といって1枚翼(パラソル翼)にしてしまう設計者も驚きだ。実際にも翼が破損して墜落した例は多々あったそうな。



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と、記念撮影をしたとこまでは良かったが・・・・



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エンジンイグニッションスイッチを忍ばせた機銃のマガジンから引き出した充電コード。

これには、エンジンのスパークプラグに火を飛ばすイグニッションユニット用バッテリーが繋がる。これがぼくの持っている充電器では理由があってチャージが出来ず。エンジン始動はムリ。飛ばなくてもエンジンのブレークインぐらいしたかったのに。

帰りに行き付けのラジコンショップ RC DEPOT に寄る。こちらのメカニックMさん、普段はアクロバット機ばかりを製作しているが、実は大の古典機ファンであります。「Mさんフォッカー積んで来たんで重心位置みてもらえますか」「相当ノーズ重くしたつもりなんですけど」「どれどれ」「あららら、まだまだ前が軽いね!」「タオルか何かある?それと工具箱も」・・・・・・・


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てな訳でプロペラに縛ったタオル。



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広げますと、



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これですよ!



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プライヤーが284.0g



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ニッパーを足して454.0g



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更に17mm のコンビネーションを加えて588.0g!

「これさー、今プロペラにぶら下げてるからこの位で済むけどね、カウリングの中に納めるならバラスト1kg 近く行くかもよ」だって!こんなに重い(重量でなく質量)飛行機作ったの初めてだわ。 

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ちょっとこっちに浮気しよ!