SRAM RED GXP クランクへの誤解(その5)

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Bianchi OLTRE XR4

SRAM Red eTap Road Groupset を組付けるもう1台目は、「頭はガーミン」のカテゴリーで、橋輪Blog に参加する tern を持って海外へ〜編で、インドから行方不明になっている Yubo 持ち込みのビアンキカーボンフレームです。こフレーム410.000円(税別)だって。


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フレーム・フォークで1420g。



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SRAM Red eTap Road Groupset wiFLi Max3  210.000円
(税別)



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リヤディレーラーは最大スプロケット32Tまで対応するワイフライ(ミドルケージ)。



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こちらもペアリングは済ませておきましょう。



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こちら全て持ち込みパーツです。



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装着するクランクは、SRAM DED 22 Quarq POWER METER GXP で、お値段151.800円(税別)。




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パワーメーターの機能を司る Quarq(クオ−ク)は現在 SRAM の傘下。(Q)は、バッテリーケースでCR2032のボタン電池が入っている。パワー計測は、クランクを回し始めるとON となり10分以上静止するとOFFで、約300時間稼働する。サイコン、スマホへの通信は、ANT+& Bluetooth。パワーメーターに関しては、yubo に任せたいと思います。こちらもインターマックスウェブサイトではBB30版の画像になっていますが、GXP版ではこちが最新モデルです。(その2)でも書いたようにSRAM RED 22  クランクセットには 「GXP」「BB30」の2機種がありますが、ここで言うスラムの「BB30」は、ボトムブラケットの規格ではなく、30mm アクスルを指し、「GXP」は、24mm アクスルを意味するニュアンスのようです。



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スパイダーアームには、パワーメーターが内臓されていますが、基本構造は、S さんのクランクと同じ、24mm アクスルの「GXP」です。



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二つ持ち込まれたBB。フレームの規格は、プレスフィットのBB86。



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Sugino SHPF(BB86)ビアンキがスギノに作らせたのか?



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こちらシェル幅86.5mm 内径Φ41mm のBB86規格でフレームには、フィットできますが、SRAM GXP クランクには適合しません。


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一般的な左右同じサイズのベアリングですから二つともスルスルとアクスルへ。これですよ、これ、何故はじめにこのことに気が付かなかったんだろう!



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WISHBONE BB86-GXP CERAMIC ボトムブラケット



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BB86規格のBBシェルにSRAM GXP 24mm アクスルクランクを組付けるGXP専用のボトムブラケット。台湾のメーカーらしいが、TOKEN の NINJA BB のような構造で、締め込むだけで圧入出来る。BB シェルにアッセンブルした仮想が作れることが GXP クランクの思想を理解する上で役に立った。

明日は、その画期的で素晴らしいシステムを!