ROTOR Q-RINGS ポジションの設定

ROTOR によるポジションの設定方法は、700C フルサイズフレームを基本として説明しているが、BB上がりの小径車には当てはまらない。超アナログではあるが正確なポジションを見極めてみよう。

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700Cフルサイズであれば、上側チェーンラインとクランクセンターからのラインがほぼチェーンリングの真上となる。


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今、ポジションが7。(ナンバリングは5までしかない)



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アナログではあるが正確に測定してみよう。



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Q-RINGS の頂点を探す。



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そこからクランク中心へと線を描く。



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赤い紐をチェーンが通るであろうラインに張る。



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カセットのセンターである6速に掛ける。



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これらが直角に交わる箇所を探す。



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差し金を使って正確な直角を出す。



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車体を地面に置きクランクの角度を見る。4時ぐらいであろう。ちょっと低すぎるのでは?更に掘り下げると納得がいく。



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今、中間の6速だ。



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今度はトップに変速。



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クランクアームが3時30分に上がったのが分かるだろうか。



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今度はローにシフト。



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今度は下がった。



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分かりやすくするために仮想63T に掛けるとこれだけ下がる。



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連続写真にすると一目瞭然だ。これでロー側に趣を変えるかハイ側かを決める。


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今回はポジション 7 で決定!