オーバルチェーンリング取付

可動域の広い KIMORI のフロントディレーラーブラケットだが56T しかもオーバルチェーンリングが装着できるのか? ROTOR のウェブサイトによるとQ-RINGS 53T の仮想歯数は、最少50.4T で最大が55.6T とある。これを公式に当てはめて56T が最大何T になるか計算してみる。

53:55.6=56:X

55.6×56=3113.6 3113.6÷53=58.747 と約59T にも膨らむ訳だ。

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取り寄せたインナーギヤは、44T。



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これ一度クランク抜かないと付けられないと思うでしょう。



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ちょっと無理そうに見えますが、



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クランクアームを真下に向けて、通します。



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5時7時方向の裏を通して、次に2時。



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そこから10時を通せば、



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知恵の輪ですが抜けるんですね〜。



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ポジションは、青いテープで記します。



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3本のチェーンリングボルトで借り止め。



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一番高い山は、Q56(44)11s の文字の右)の上の歯ですね。



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先ずはフロントディレーラー取付ボルトを一番上に。



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ケージは、チェーンリングのアールに添っていますが歯の位置が高すぎますね。



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仕方なくケージの後端から持ち上げるべくアジャスターを回します。



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ケージの傾きは、理想より離れますがシマノだから大丈夫でしょう。



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歯とケージの間隔は、ご覧のとおりピッタリきました。



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この位置で固定なのですがボールポイントレンチでなければ回せません。



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ここでキモリスペシャルツールの出番!と言っても六角レンチの先端を切断しただけですが。



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これで確実にロック。



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I さん、Q-RINGS 56T 行けそうです。それとチェーンリングボルト何使うか連絡下さい。



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今回、仮組のため仮想のポジション7としましたが、このポジション出しの方法をもう少し煮詰めてみましょうか。

明日につづく、