KIMORI COLOSSUS HR 5号機

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KIMORI COLOSSUS HR 5号機のアッセンブリー始まりました。クランクセットは、FSA で、ROTOR Q-RINGS のダブルは、おおよそ決まっておりますが、カセットが9.10.11速のいずれかでコンポーネントの選択が変わってきます。しかもオーナー I さんの拘りでトップ9T のカプレオは譲れません。

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左から橋輪在庫のダメJKカセット、CYCLE TECH IKD ULETEGRA カプレオ(現在はDURA-ACE / SRAM しかないようですが)、I さん持ち込み JK、今回取り寄せたRECON Fe 10s / RECON Fe 11s です。このカセットを全て同期するかテストしなければなりません。


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ホイールは、HED JET 17。



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Shimano 11 Speed 対応 HED ハブから、



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カプレオ互換130mm スーパーライトハブ 19.800円(税別)に交換です。



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JET 17 は、ブレードスポークで組まれています。前後のスポークを合わせたいので出来ればそのまま使いたい。


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カプレオ互換スーパーライトハブもブレードスポークに対応しています。



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HED フリー側フランジは、約58mm。



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スーパーライトも約58mm。



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エンドからフランジの距離もほぼ同じ。フリー側は、行けそうな感じ。



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今度はHED の反フリー側。54mm ジャスト。



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これに対して48mm と 6mm 小さい。ってことはスポーク1本3mm 足りないことになる。3mm は絶対無理。



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ところがスーパーライトの方がフランジまでの距離がはるかに長い。ってことはよりフランジとリムを直線的に張ることになるのでスポークが短くて済むってわけ。計算式に当てはめればスポーク長が出るが、それで決まった試がないのだ。とにかくダメ元で組んでみる。


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っと、ゲゲゲゲ・・・・六角ニップルだ! こんなニップルレンチうちにはないよ〜。



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いつも使ってるこのタイプのニップルレンチ。



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普通はスポークに対してこの向きで使うニップル。



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これをひっくり返して使うわけだから四角になる。



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DT スイスからニップルレンチが出ているが、ヘキサゴン、スクエア、トルクスとある。このヘキサゴンでサイズが合うのかな?


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と、とりあえずラジコン工作室をのぞいてみた。



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それっぽいもん発見!



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しかも携帯工具箱にももう一本。



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六角ドライバーってやつ。



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サイズは、5.5mm。



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ドンぴしゃだ!



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これでバラせる。



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初めて見たHED のニップルはこんな感じ。オイルが塗布されていた。



HED をバラすのは初めてだった!

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アルミクリンチャーリムにカーボンの整流版が付くJET 17。指で押すとグニャグニャです。これもしかして難儀じゃね!


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ニップルを全て緩めて、



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スポークを曲げなければ絶対抜けない。これきついよ!



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1本ごとに曲げて抜くしかないのか?



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クロス側を抜くのが大変だったが、ラジアル側はそのまま下にストン。でも入れるときどうすんの? 7人で組むの?



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何とか分解できたが、



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この薄いカーボンの穴から差して、



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リムの穴から出すって難儀だよね。



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ラジアル側から行きますかね。



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これ手2本じゃ足りねーな!



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何とか入った。



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バラける前にニップルを掛けておきましょう。



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おっとここ1本忘れてた。



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ラジアル側はなんとか、



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こっからのクロス側ですよ問題は、



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ハブにスポークを入れちゃいます。



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アウト側。



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イン側も、



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余計なスポークがカーボンを傷つけないようにニップルを付けておきましょう。



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これで大丈夫かな。



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さて行きまよー!ここからまた力技。



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ブレードスポークをグニュっと曲げてー。



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ここで手が滑ればカーボンに穴が開くこと間違いなし。これを全てのスポークでやらねばならないのです。



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1本組み替えるともう指の力が限界です。曲げてしまったスポークを戻しますがカーボン整流版があるので完全には戻せません。



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でもそれは、触れ取している間に戻りましたが。



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結構精度出したよ。



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流石、タケシ君お見事!



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外したHED ハブは、254.0g。



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スーパーライトハブが、193.0g だから 61g の軽量化だね。



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スポーク長も偶然間に合っちゃって(奇跡的に)何とか組換え完了!これでやっとカセットのテストが出来る。

一度、HED の工場見学行きたくなったよ!