船長の休暇&DAHON Mu SLX メンテナンス 2

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Shimano DURA-ACE Di2 RD-R9150   62.041円(税別)

リヤディレーラーを9070シリーズから最新の9150に変更する。重量は、9070の217g から9150の204g と13g 軽くなっているが問題が一つある。前者は、最大スプロケットが、23〜28T まで選択できたが、新型DURA-ACE では25T からとなっている。シマノが言うところのガイドプーリーと各ギヤの距離が均等になるようにスライドするためってのが本当だったら、カセットスプロケCS-R9100 の11-25、12-25、11-28、12-28、11-30T の勾配が同じであるはずがないと思うのだが。

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船長お気に入りの”しまなみレシオ”は、11-23T。果たしてちゃんと変速するのか?



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ワイヤレスユニットからリヤディレーラーへと繋がるエレクトリックワイヤーがぱんぱんに見えるがモーター部が変速しても動かないから大丈夫。


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これが新しい方式でダイレクトマウント部にはテンションスプリングが入っていません。



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ご覧のようにテンションを掛けているのはケージ取付部のみ。



あっさり動いてくれちゃいました!

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しかもここまで何の調整もせずに同期してます。この後はディーラーマニュアル通りの後処理。



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A:エンドアジャストボルト(旧 Bテンションボルト)
B:Hi 側ストッパーバルト
C:Lo 側ストッパーバルト


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先ずは、エンドアジャストボルトから、



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上がボルトゆるゆる状態で、下がアジャストボルトを締めこんでテンションを掛けて行った状態。テンションを掛けて行くとガイドプーリがスプロケットからどんどん離れて行き、変速性能は著しく低下する。


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23T の場合目一杯緩めた(出荷時の状態)状態がベスト。



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次に最大ギヤにシフトし、Lo 側ストッパーボルトを締めて行き、



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パンタグラフの突起に当たったところでストップ。



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今度は最少ギヤにシフトし、Hi 側ストッパーボルトを締めこんで行く、



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Hi 側はLo 側と違い当たったところから1回転戻しリヤディレーラーのオーバーストローク分を確保する。



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船長、出来ましたよ! F1 並みのピットインでしょ。

明日送り返します!