皆様こんにちは、ご無沙汰しております、Yuboです。

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tern verge P10

先日、2017 Verge P10 を購入したのですが、初ホールディング・バイクながら、かなり気に入っております♪
とりわけ期待以上だったのは、折りたたむ前に取り付けたアクセサリーのほとんどが、付け替えなしでそのまま P10 を折りたためることでした。

〔付け替え不要のアクセサリーの例〕
  • ボトルケージ: TOPEAK モジュラー ケージ II
    ワンタッチ・アジャスター(調整機能)付きなので、ロードバイク用のボトルだけでなく、ペットボトルも差すことができます。加えて、ストッパー付きなので、ブレーキをかけてもボトルだけ正面に飛んでいってしまうことがありません。
  • テールライト: tern Vizy™ Light
    こちらは先日のブログでご紹介頂いた、日本では販売されていないテールライトです。
  • キャリーバッグ: tern CarryOn™ Cover 2.0
    橋輪さんにも常時在庫があるようなソフトケースですが、商品をよくよく確認してみると、特許技術が適用されていて、誰もが真似できるものではなさそうです。
〔上記のアクセサリー類を取り付けた tern verge P10〕

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いわゆる「N字型」に折り畳んだ状態の P10。ハンドルの真下に平行に取り付けられたキャリーバッグと、ストッパー付きのボトルケージがそのまま取り外しなしで、折畳み可能です。テールランプは真上からは見えないですね。

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前方から見た P10。キャリーバッグがハンドルと平行になっていることがより明確になっていると思われます。相変わらずテールライトはシートポストの裏側なので、前方からはほとんど見えません。

さて、この状態で一応、夜間走行も輪行も可能な状態に仕上がったわけですが、この時私の中では、車のトランクに入れたり、電車の貨物として持ち歩いたりするのではなく、飛行機で遠出したい場合、一体どうすればいいのかなあ、という素朴な疑問が浮かんできました。

ご存じのように、飛行機の荷物は、通常はスケジュール厳守を大命題として、担当者が飛行機の下部に荷物を出し入れします。この辺りの気圧のコントロールとか飛行機周りの話は橋輪社長にまかせて、お話をさらに進めると、要するに多少乱暴に扱われても壊れない形で荷造りをして持ち運ぶために、必要なものを揃えたいと考えたわけです。

そこで、とりあえず tern の Web サイトへアクセスして、純正品を探ってみたところ、ソフトケース以外にもハードケースが揃えてあることが分かりました。

tern Storage & Transport

おお!これなら行けそうです。しかも、純正品です。とはいえ、こんなかさばるものを在庫しているのはメーカーだけだろうなと思いつつ、ダメ元で橋輪社長に問い合わせてみたところ、「うちにも1個だけ在庫あるよ」という返事が返ってきました。これは運命だ、という想いに駆り立てられるがままに、橋輪さんに取り置きをお願いすることにしました。

それがこの AirPorter™ です。

tern_airporter

セミハードスーツケース。飛行機や電車移動での外部からの衝撃を軽減します。

  • Rugged nylon, semi-hard case protection
  • Telescopic handle and smooth-rolling inline skate wheels
  • TSA-approved combination lock
  • Includes: padded chainring protector, wheel separators and tube protectors
tern_airporter_manual

なんとなく、よさげな感じですねー。

とは言え、物事にはとかく困難がつきまとうもの。これまでこの手の衝動的な行動を起こしたとたんに何度も痛い目にあっている私は、ここで少し冷静になって、tern のアクセサリーカタログを再度確認してみました。

tern ACCESSORIES

このページの下の方にある、ACCESSORIES CATALOG をポチッとしました。

カタログを確認してみると(画像をクリックして拡大)、
tern_accessories_catalog_upper_left

おお、確かにアイテム[4]として、AirPoter が掲載されています。

次に、同じくページ下部にある、ACCEPTABLE TABLE をポチッとしました。

適合表を確認してみると(画像をクリックして拡大)、
tern_accessories_acceptable_table_upper

むむ、あれこれ、つい最近まで「AirPorter」の行がなくて載ってなかったんだけど、最新版では一応項目が記載されている!などというつぶやきはさておき、気になったのはすべての tern 製ホールディングバイクについて、「※1:一部パーツを調整したり、取り外すと使用可」となっていることでした。

従って、現段階ではなんとか入りそう、としか言えませんので、ともかく検証してみなくてはなりません。

・・・このように、ふとしたことがきっかけで AirPorter なるハードケースを見つけ出したわけですが、この時点においては、その後創業90年以上の橋本輪業の歴史の一ページとして刻まれたといっても過言ではない、社長&スタッフの総力を上げた壮絶な戦いが待ち受けていようとは想像すらできませんでした。

(次回以降、tern AirPorter with verge P10 vs 橋輪の奮戦記をアップさせて頂く予定です)