KIMORI COLOSSUS メッキ足に交換

キモリの前後サスペンション。正確にはフロントをFLIG(フリッグ)フル・リンク・ジオメトリー・マネージマント。リヤをMEAD(ミード・小さな力を推進力に変えるユニット)と呼びます。この複雑怪奇なサスペンションですが、だれが組んでも間違いなく簡単に正確安全に作業出来るような構造になっているんです。

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先ずは、アッパーアームとフロントフォークを貫通している5mm ボルトを外します。



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このボルトは、スラスト方向の制御を司り、万が一大きな衝撃受け軸が破損した場合にでも最悪フォークを分解から守るセーフティーマージンを生みます。平ワッシャー内内には、テフロンワッシャーが入る。


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中に見えるのは間接を繋ぐ軸です。軸にはM6 の雌ねじが切ってあります。



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これにキモリお手製スライディンブハンマーをねじ込みウエイトでカンカン引っ張れば、



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ご覧のように出てきます。反対側の左も同じ。



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これが出てきた軸です。中央にはグリス溜りの溝が切ってあります。



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これでアッパーアームが分離出来ました。



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同じくダンパーユニット下部に刺さる軸を左右から抜き取ります。



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これでフォークが外れました。



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これがキモリ特製の軸です。軸じくって凄いパーツなんだから何かもっとカッコいい名前付けましょうよ木森さん。P38スピンドル?とか。


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軸の材質は、A2017T4 にアルマイト加工が施してあります。先端(上部)が先細りになっているところが”みそ”です。


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必ずフレーム側(軸が入って行く側の部材)が圧入になりますが、



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先細った軸のためここまでは指で押し込めます。ここから圧入が始まり、最後にフレーム(この場合フォーク)と軸が一体化します。



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その軸の先がDUブッシュ(テフロンコーティングの乾式ベアリング)に入り込み回転運動をします。DUブッシュにはツバが付きスラスト方向にもベアリングとして作用します。



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この手で押し込んだ状態で先端が向こうに飛び出しているのが分かる。先細りでなかったらゼロから圧入が始まり垂直に入れるのも難しいであろう。増してや後ろに隠れている部材のDUブッシュの穴と一致させながらの圧入など、相当に難しい作業となるだろう。これなら位置決めは最初から決まっているようなものだ。


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リヤのプッシュロッドでもしかり。



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DUブッシュ、軸とも全て共通。



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プッシュロッド後端に付くピロボールを入れ変える。



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ピロボールのネジは、アライメントの調整が出来る。セルフロックナットが逆に入れてあるのも意図したことで、応力を分散しピロのネジの破断を防止している。


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フォークをダンパーユニットに取り付ける。



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軸を両側から差しておけば位置決めは完了。誰かに抑えてもらわなくとも一人で作業できますよ。



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アッパーアームも同じ。



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軸の圧入には5mm 全ねじのボルトナットを使います。



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飛び出たボルトにナットを掛け締めこんで行けば、スルスルと圧入できます。



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最後に付いていたボルトを付ければ終了。ウレタンワッシャーは内側ね。



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締め付け加減ですがレンチが止まったところでOK。故にナイロンナットになってます。



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これでフォークの組換えが完了。



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プッシュロッド後端のピロボールをリヤアームエンドに取り付けます。




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エラストマーに向かうプッシュロッド前側を見るとちょっと右に寄ってますね。これは右のピロボールを緩める(伸ばす・この場合一回転)ことでセンタリングできます。


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センタリングの取れたプッシュロッドは、シートチューブをかすめるように前進し、エラストマーブロックに到達。実に爽快。


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こちらも同じ作業で取り付け。実にクールで楽しい作業である。



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TAIOGA BRH11800 カーボンコンパウンド    1.480円(税別)
カーボンバトンホイールには、専用ブレーキシューが付属するが、元々付いていたのがソリッドシューだったのでこちらに交換。


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さてさて、ブルーフレームにメッキ足は、うざったくなったのか、それともカッコよくなったのか?

明日につづく、