旋盤のことは置いといてと

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旋盤のことは置いといて少し前に進もう。スピンドルが長いのは分かっている。固くて抜けなかったスピンドルはブッシュを圧入した際、ブッシュの内径が太ったのか、そこに無理矢理押し込んであったのか?スピンドルを良ーく見てみると・・・・ 原因はスピンドルにあった!

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片側に打痕があった! 傷があった方に抜き出せば素直に抜けたのかもしれない。



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左側のブッシュに傷のない方からスピンドルを差し込んでみたら、あら優秀じゃないですかスルッと入りましたね。



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右側は10mm ほど入ったところでストップです。傷がついたスピンドルを引き抜いたためにバリが出来てしまったのか?



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スピンドルが12.64mm なので指定された12.7mm のストレートリーマーで修正するが、12.7mm では大きすぎる気がする。特にハンドリーマーは、使い方が難しく、ぼくのようなへったっぴが使うとすぐに13mm ぐらいになってしまう可能性も大。



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リーマーを通すのでは無く、バリをさらう感覚で作業してみた。



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ちょっとさらっただけで素直に入ってくれた。



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ストレートリーマーと言っても全部ストレートではない。中央に走る刃先を見てもらえば分かるように先端は先細りになっている。まあこうなっていないと入らないが。使ったのは切粉が付着している先端の部分だけ。このリーマー1本6.000円ほどするが、0.1mm づつ小刻みに欲しくなる。

明日も、リーマーのお話をもうちょっと