TSR のリヤサスペンションを検証する 4

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モールトンバイシクルには、様々なシートピラーサイズが混在する。パイロン系のΦ27.2に、AM系の完全に孤立したΦ34.9 / Φ35.0。クロモリでは、SST のΦ31.6 とTSR系Φ31.8。この中で完全独立系のΦ34.9 / 35.0 は、フレームキットにシートピラーが付属し、完成車のTSR系には、Φ31.8 が付属する。混乱しそうなので纏めてみた。以下に現行モデルのシートピラー径を示す。

【Φ27.2】付属なし
DOUBLE PYLON / SUNGLE PYLON / AM-SPEED

【Φ34.9】フレームキットに付属
NEW SERIES / AM-GT Mk.3 / AM-20 Mk.2 / SUPER SPEED

【Φ35.0】フレームキットに付属
AM-SPORTIF

【Φ31.6】付属なし
SST-20

【Φ31.8】完成車に付属
TSR-9 SP / TSR-9 FX


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これが完成車TSR-9 FX に付属する特殊サイズΦ31.8 のシートピラー。



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シートチューブ内には、アルミのシートパイプシムが挿入されている。



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これは、SST-20 用のシートパイプシム。TSR とSSTは、同じクロモリでシートチューブ内径が同じなので少し厚みがある。


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これでΦ31.6 に変換できる。



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TSR のシートパイプシムを抜いて、



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SST 用を挿入。



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これでアフターマーケットのシートピラーが装着可能となります。

ぼくは今回このモデルのプチモディフアイにおいて、軽量化は求めないので交換しないが、重たいヤグラの付いた太くて長いシートピラーの交換は、このモデルのダイエットに大きく貢献するだろう。

そろそろ本題に進もうか