リーディングリンク式フロントサスペンション 2

前回やったフロントサスのオーバーホールは、ステンレス製であったが、クロモリフレームとは違いがあるのだろうか。

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フロントエンドの厚みは4mm。



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フリクションプレートの当たり面はマスキングされておりサフェーサーは入っているようだが梨地の状態でステンに比べてかなり摩擦が多そうだ。クロモリの場合グリスを塗って組み付けたほうが良いのかもしれない。


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昨日修正した部分の飛び出しは、均等でなければならない。



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フリクションプレートより凹んでいること。



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これを上下とサブフォーク側でも確認。



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それとボトムリンクとフォークが干渉してるのがあるんだって。ボルトを締めこんで4ヶ所確認したがOKでした。



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さてこのボルトの締め具合だが、



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フリクションが殆どなく手を離すと下がってしまう位ではガタが出ます。



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L 型ではなくヘキサゴンドライバーで締めた位でもフリクションが掛かる。スプリングを入れてからでは動きが確認出来ないので、締め加減を覚えておくか、トルクレンチでの管理が必要だろう。ぼくは使わないが。


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リンクの動きに問題がないので、左右をマーキング。



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サブフォークエンド部分の形が下のステンレス製とは少し違う。


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小さな切欠きがボトムリンクプレートの逃げとなっている。



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赤いリバウンドブッシュが当たる部分にカムプロフィールがあるが、これは意味があるのだろうか?



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これが計算されたカムプロフィールだとすると伸び切る寸前にダンパー効果を発生させるのか?これは”お城製”にはないシステムだ。もしかしてパシュレー凄いのか?


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フォークが伸びて行く方向に動かして行くと、リバウンドブッシュがストッパーとなる手前である程度の抵抗が出るが、あまり関係がないみたい。I さんのSPEED S 分解したときもこの部品1ヶ所だけおもいっきり潰れてたもんね。 考え過ぎ!考え過ぎ!

明日につづく、