自転車にもホイールバランスは必要なのか?

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自転車にもホイールバランスは必要なのか?大径ホイールの方がバランシングの影響が大きく出る気もするが、小径車にあっては、同じ速度であっても回転は早まる。ダイナミックバランスは無理としてもスタティックバランスを取ってみる。

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DUBRO プロペラバランサー。



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2枚のディスクが一対となっており小さな力でもスムースに回転する。



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これはプロペラのスタティックバランシスが見れるもの。



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小さなペラから22インチ以上の大きなペラまで。



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この様に測定する。



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重い方が下がり、



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バランスしているとどの位置でも止まることがわかる。



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さてこいつはどうだ?



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木製のコマだが、金属製のフライホイールが付いていて慣性力が強そうだ。



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でも実際回してみるとよたよたして安定しない。



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やはり決まったところが下を向く。



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軽い部分に印をつける。



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4mm ナットは、0.5g。5mm は、1g。6mm は、2g だった。



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ナットを張り付ける。



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位置はここ。



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1g の5mm ナットでほぼバランスした。



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ここではんだが登場。これをバランスウエイトとする。



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Φ1.6 のハンダが100mm で1.5g。



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10mm の穴を開けてしまうと貫通してしまうので深さ8mm とする。



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ここで線径1.6mm のハンダを溶かし入れるが、深さ8mm を何ミリのドリルで開けるかを内項の積と外項の積は等しいから導き出し1g のウエイトとする。


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穴が開いたら目方を測り、



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ゼロ表示にリセット。



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ここから1g に近づけるべくハンダを溶かし込む。



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0.5g まだ半分。



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1g で丁度バランス。どこでも止まればOK。



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さてテストラン。




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どうだ!微動だにしない!



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実は一昨日の火曜日雨降る中、家の軒下で素朴な遊びのコマ回しをしていた。バランスの崩れたコマは道路へ。たまたま通りかかったハイテク車のプリウスに見事に踏まれた。孫は茫然としていた。今度は良く回るぞ!ほれ、やってみろ!

てか、何の話だったっけ?