フィキシングボルトで締め切るタイプの2ピースクランクについて(その3)

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元々右側に入れていたシムが約2.5mm。出来れば4mm 近く外に出したいのだからシムを追加することとなる。



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微調整の効くシムは無いかと道具箱をひっくり返したらこれだけのシムが出て来た。



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こちらは3.02mm。



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0.95mm。



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0.32mm。これは微調整に使えそうだ。



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2.5mm があった。プラス2.5mm でDi2 フロントディレーラーのご機嫌を見てみるか。あまり行き過ぎるとチェーンラインがまずい。



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2.5シム2枚で5mm。組み付け寸法は、64.91mm。これに合わせてBBシェルを65mm に削ればベアリングに良い感じのプリロードが掛かるはず。



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先ずは右側のフェイスカット。



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こちら側は、出来るだけ追い込みたくない。



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多少凹みが残っても全体に一周面が出たところでストップ。



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そして左側。3mm ラインのとことにマスキング。



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3mm 追い込むとセンタースタンドとの干渉が心配になってくる。



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船長、行まっせ!



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最早、産毛を剃るようなフェイスカットではなく、



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ほほ骨の外科手術レベル。



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頸椎ヘルニアと併発した腰痛が限界に来たので、3mm ライン寸止めで本日は終了。Di2 の問題がなくともここからが勝負。この後シェルを洗浄してBB、クランクを本ちゃん組み付けし回転が重くなるようであればまた少し削る。アジャストシムが無ければこの作業を永遠と繰り返すしかない。買ったクランクとBB に車体を合わせなければならないこのシステムは、何と矛盾なことだろうか。プリロード調整が出来ないステアリングヘッドのようなものだ。船長なら作業時間なりの工賃を惜しまず払ってくれると思うが、1万円のクランクを買って頂いたお客さんからこの分の工賃を払って頂くことが出来るだろうか? クランクの締め付けがBBベアリングに強く影響するクランクを設計した時点で、少なくとも0.2mm 飛びぐらいのアジャストシムを付属させるか又は販売するクランクメーカーは無いのであろうか? ちなみにRIDEA のBB にはアジャストシムが付属する。


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こちらスクエアーテーパーのカートリッジBB。



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勿論、スクエアーテーパーなのでクランクとの接点はここだけ。



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フィキシングボルトによって圧入されたクランクは、精々ここまでしか入ってこないのでベアリングには全く影響しない。色々なBB を設計した彼方、このBB を見てから作ったんだろ?

やっぱ、ROTOR のクランクは凄い ⇒ こちら

ここでも文句を言っております!


次回につづく、