待ちに待った DAHON Presto HR をフルカスタム 2

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リヤハブの問題に行く前に、これだけは先にやっておきましょう。プレストは、ノーマルな状態での納車整備でもチェーンラインをより良い位置に近づけるためにBBの左右に入っているスペーサーを左側2枚としチェーンリングを内側に寄せます。今回最終的にはBB変更になるかもしれませんが、ローギヤが25T ですので、とりあえずは、この対処からスタート。それではリヤハブの問題に直面して行きましょう。きっと断崖絶壁が待ち受けていると思います。

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シングルフリーのプレスト。このハブを使っての10速化まではこちらで、⇒ DAHON Presto SL 多段化 【橋輪Blog】


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トラックエンドにナット止めのリヤエンド。



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チェーン引きが付属する。



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オーバーロックナット寸法は、130mm。



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シャフト径を測ってみると、



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9.54mm。



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エンドも測ってみましょう。



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10.08mm です。まあ10mm エンドに、9.5mm シャフトが入っているわけです。



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RIDEA のハブを測ってみると、普通のクイック仕様の9mm シャフトってやつです。



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これが大問題!10mm のエンドに、9mm のシャフトなもんですからガタガタなんです。



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0.5の隙間でナット止めだったらピストバイクよろしく、チェーン引き無しでも全く問題はないが、1.0あって締め付けトルクの掛からないクイックでは、すぐにでもずれて来るだろう。走るたびにブレーキシューが擦り初め、またクイックを締め直すの繰り返しになる。そもそもNさんのリクエストは、パンク修理時の利便性を考えてのクイックリリースオーダーであり、これでは、パンクしない確率に掛けた方が良い。果して上下0.5mm ずつの隙間をどう埋めるか、これは難題であります。

明日につづく、



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