GOKISO ハブナローフランジ

GOKISO(ゴキソ)は超精密工作機械メーカーであり、超精密金属切削加工、航空機ジェットエンジン用軸受の生産を手掛ける近藤機械製作所から生まれた自転車製品ブランドです。今夜は、GOKISO 製品の中で、小径車に特化したナローフランジハブをご紹介します。このナローフランジハブは、決して軽くはありません。むしろ重いと言えます。それでは、ずっしり重たいハブが世界一軽くなる理由を。

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GOKISO ハブナローフランジ前後セット 226.800円(税込)
(小径車用) F:74mm R:130mm DAHON / tern 対応
カラー:レッド / マットブラック


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フロントエンド幅74mm で DAHON / tern に対応する(通常ラインナップは、100mm )




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リヤー Shimano 11 S 対応(カンパもあり)



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フロント:200.5g(198g) ※( )内はGOKISO 資料より



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リヤ:457.5g(455g)
計測誤差は、どちらも2.5g だから、どう見てもぼくのキッチンスケールがいい加減だ。


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tern カップ&コーン74mm フロントハブ:124.5g
ちなみにamerican clossic の100 / 130mm では、フロント105g リヤ205g。内装ハブまではないが重量級であることは確か。


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シャフトの回転を見てみると、まるでハンドクリームのような、しっとりとした感じ。



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比べてしまうとこれは、大五郎が乗ってる乳母車レベル。


付属品を見てみよう


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クイックシャフト前後。



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拘りを持ったスチールシャフトの重さを補うのか、レバーはカーボン製。



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1.85mm スペーサーが付属。



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10・9・8速が取付可能に。



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GOKISO メンテナンスセット。



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専用グリスとOリングが2ヶ。



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材質:PP樹脂 ご使用:アルコール可 とある。



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ここに注目して頂きたい。エンド側面と接触するワッシャーは、爪で剥がせばすぐ外れます。



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実は、球面になってまして、平行度が決して正確ではないフォークや、リヤエンド部に順応出来るような構造になってるんです。こんなハブ見たことないでしょ!


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メンテナンスセットに入っていたOリングは、外した球面ワッシャーの内側に見えるのと同じもの。



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リヤも左右同じ構造になっています。



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この隙間には、水や埃が進入しますか、らたまにメンテが必要です。でも道具要らずですからね。



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フリーは、なんと92ノッチで無段階に近くその1ノッチの間隔は4°ない。



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それでは、GOKISO ハブ最大の特徴、内部のフローティング機構をお見せしましょう!



「でも、受注生産でしょ、DAHON / tern 用だからと言って、こんな高価なハブ橋輪で在庫すんの?」

とんでもありません。船長のDAHON Mu SLX ビックシングルに装着するんです!



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