久々、社長室より 

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緊迫した話題が続きましたので、久々、社長室よりの投稿です。現在制作中のエクストラですが、中々手が付けられず、まだまだ完成には至っていません。今夜はマフラーの取り付けを。
消音効果とパワーアップを狙ったキャニスターマフラーを胴体の中に突っ込むんですが、こいつがどうして・・・。
しかも初めての2気筒。こちらも船長のSLX同様に、難航中!

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キャブレターが邪魔して入りません。



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キャブ外しちゃいましょう。リードバルブブロックも。これ上下間違えて組むとエンジン掛かりません。



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何とか狭い口から突っ込めました。DA-70cc水平対向2気筒エンジンですが、これが曲者でしてね、左右のシリンダーが前後にずれてるでしょ。クランクシャフトデザインの問題でね、モーターサイクルで言うとBMW のフラットツインは、これと同じです。Vツインになるとドカティとモトグッチもずれていますが、ハーレーだけは、一直線上にあります。要らぬ情報でしたね。ま、今夜のブログ自体が要らぬ情報ですが。

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これがヘッター(エキゾーストパイプ)とキャニスター(サイレンサー)です。昨夜まで格闘していた船長のDURA-ACE フロントディレーラーが手前に。



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機体内でキャニスターをホールドしておくのに、この様なパーツが市販されていますが、



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飛行機の部品というのは非常に軽量に作られておりまして、これアルミ製で中央の部分だけ厚くなっています。その他の部分は、げんこで叩けば凹むでしょう。やったこと無いけど。



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でもってこれが左右で同じところに来てくれれば良いんですが、



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先ほどの説明の通りに左右のシリンダーが前後してますので、この様な配置になっちゃうんですよ。「ヘッダー(エキゾーストパイプ)の長さを合わせれば良いんじゃね?」それでは左右シリンダーのパワーが均等になりません。


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手前が柔らかい部分に来てますね。これで飛行していると、何れ潰れてしまいます。安い部品ではないですからね。



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こんなん製作してみました。材料はプライウッドとヒノキです。



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バッチグー!(古い)でしょ!取付作業するのためお腹をくり抜きました。



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色塗ってみました。



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最終的に外から見えちゃうんで。



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機体への取り付けは、ボルトオンにしました。



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裏側にベニヤを挟んでナイロンナット止め。接着しなければ次の飛行機に使えます。やですね、作る傍から落ちること考えてる趣味って!



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製作したハッチには、大きく開口部を設けて放熱を促します。本当は穴開けたくありませんが、苦労した部分を見せたいのも、この趣味ならではです。(変態か?)


これで、マフラーの木工工事は、終了。ここからが難航しそうな作業に入ります。

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取りい出したる2本の真鍮パイプ。先端に先細り加工を施してあります。



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「これ、何処に付けたらいいの?」ってRC DEPOTにFAX したら、



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メカニックのM氏から回答が来ました。「出口を排気方向に曲げてパイプの中央付近に来るように」とのこと。こちらは先生が沢山いて助かります。



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ここ、もしくは、



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ここに、パイプの通る穴を開けてロー付けします。

でもさ、左手にトーチ、右手にロー棒。パイプを持っている手を放せば、パイプは中にコロリだよね。しかも超高温で赤らめるんだよ。天ぷら屋さんにでも持っててもらおうか?

ところで、そんな熱くなる所にパイプ突っ込んで何しようってか?


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