DAHON Mu SLX ”The French Connection” 3

さて、組み上がったホイールを車体に仮組し、451化で離れてしまったリムブレーキ面をロングVブレーキアームで補正します。

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RIDEA FLV V-Brake Forging Long arm  5.440円(税別)
124kg   110mm  ブレーキシューは付属しません


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シュー取付幅が多く、406→451などに対応する。



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あら、タイヤが付いていませんね、ホイール組の時「後でもう一回やらねばなりませんが」とは、このことです。



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輪ゴム等でブレーキアームを閉じてブレーキシューをリムに密着させます。後に後方から見てブレーキアームの角度を確認します。


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DAHON に限って言えることではないですが、Vブレーキフレームの場合、バックフレーム又は、フォークに溶接してあるVブレーキ台座の位置が左右均等でないことが多々あります。


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極端に表現しますと、今、リヤ右側のブレーキ台座が、右よりにずれて取り付いているとします。(実際にこのフレームも若干ずれてました)



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この状態でシューがリムを挟むと、右のアームが内側に倒れてしまいます。ロングアームで更に直線的なデザインの場合、それが顕著に表れ、みっともないこととなります。



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この場合、フリー側のスポークテンションを強め(反対を緩める)”おちょこ吊り”でリムを右側へ近づけます。



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あまりやりすぎるとホイールのセンターが、どんどん右に寄ってしまいますので、妥協できるところまで攻め、再度振れ取りをするわけです。

ここまでやってるんですよ”橋輪”!
あれ、ここまでセッティングしたらもう 406 のDAHON Pro ホイールには戻さないかもね・・・・ってことは?

明日につづく、