DAHON EEZZ D3 に乗ってみた

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一通りの納車整備を整え試運転に柏の街を一回り。第一印象は、「これ、いいね!」身長181cm のぼくが小さな自転車に乗っていると滑稽に見えると思うが、ショーウインドウに写るその姿は結構行けてますな。人の多い街中を走っても威圧感のない佇まいがいい。見知らぬ街を散策するのに持って来いのサイズ。


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シートポストはMAX まで上げてもまだ足りない位だが、このバイクなら問題ない。逆にハンドルポストは、目一杯下げて乗ってみた。グリップラバーに体重が乗るのを感じ、フロントの安定感が増す。16インチであることを忘れる程の直進性だが、ハンドリングは非常にクイック。だが、故意にハンドル抉って煽るような乗り方をしても不思議と切れ込む要素がない。


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マイクロシフト製のツイストグリップシフターは、周囲の径が小さいのも伴って操作感が重い。まー、平地では3に入れっぱなしなので差ほど気にならないが。


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36-9T のギヤ比は、ベストマッチ。スピードを求めるならば別のDAHON を選べば良い。



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ギミック満載のコミカルな小径折り畳み車的な位置付けの EEZZ D3 だが、離れて眺めると実はカッコいいのであります。グットデザインであります。

(画像クリックで拡大)
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こんなとこも行けちゃいます。てか行きたくなります。

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柏駅東口のインフォメーションボードに立て掛けた EEZZ D3。ん〜カッコいい。



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これから納車になるのも忘れて、このまま電車に乗りたくなった。

ご予約頂いていたお客様。大変遅くなりました。EEZZ D3 は橋輪がお勧めできる DAHON です!

以上、DAHON EEZZ D3 の検証を終わります



でも、脱着式ペダルがちょっと納得いかぬ!

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アニバーサリーと同じペダルが装着されているが、こいつがちょっとね。全部ではないのだが、1台ロックされなかったり、外れなかったりと塩梅が悪いのがあった。輪行先でこのような事態になったら最悪ですね。格闘すること2時間半。対策法を見つけたので、調子の悪い方は是非試してみては。


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構成部品は単純。


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かにバサミのラバーが悪さしてんのかとカットしてみたりと色々やったが効果なし。



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で、やっと分かったのがこれ。左がイージーで、右がアニバーサリーに付いてたもので、ワッシャーの数が違う。



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イージーは薄いワッシャーが1枚。アニバーサリーは3枚入ってる。



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勿論クランクの厚みも違うと思うが、ワッシャーが薄いと左のようにペダルボスが飛び出た形になる。



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するとこの部分に干渉して閉じなくなる。また、嵌っても抜けづらくなるようだ。



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MKS のペダルなどに付属する薄いワッシャーを1枚追加したところ完璧に直った。



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ここが、カタカタ動いているものは、ナットが緩んでいる証拠。ペダルが装着されていれば外れることはないが、輪行中の振動で緩み脱落してしまうことも。


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このナットの締め方、秘技を伝授しよう。あまり見られたくないが、これしか方法が見当たらない。



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ビスの頭がプレートの下に付き出すので、クランクに穴が空けられている。



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17のスパナはこのように掛けるしかないので、締め代を考えてちょっと左に傾ける。



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真中で締め切るような微妙な塩梅。ペダルボスにはグリスを塗って組むのでロックタイトは使えません。



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締め付け後にビスが、どん突きまで入るか確認しよう。



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ちなみに反対側のペダルはワッシャー全部抜きで丁度だった。何れにせよワッシャーの増減でナットとボスを面一に合わせることがポイント。

嵌めるときはパチンと歯切れ良い音で、取り外しは、かにバサミを握ったとたんペダルが飛び出すようでなければダメ!

これで100パー調子よくなりますよ、お試しあれ!