夢のオートマチック変速機 XTR Di2

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船長のSLX に取付けるインフォメーションディスプレー。フロントシングルのためギヤー、シフトモード、バッテリー残量の三つしか表示されない。

「船長のDAHON Mu SLX Di2」も22話目になりました。
「船長のFolding Bike で Let's go!」も16話なのに、まだ形も出来ていないのに22話目ってどうゆう事でしょうね。よっぽど難航する難しい作業なのか、いやぼくがとろいのが一番の原因です。

今夜は、遅い進行に輪を掛けたような余談を

遂にMTB の世界にも及んだ電子制御変速ですが、この最新 XTR Di2 は、前出のDURA-ACE Di2、ULTEGRA Di2 に比べて格段に進化しているのですね。

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フルサスMTB にフルに繋ぐとこの様な表示になる。(A)はバッテリー残量で、(B)フロントギヤー位置のトップ、ミドル、ロー。(C)カセット段数、(D)サスペンションモード、(E)がシフトモードで、Mの表示はマニュアルモードのM。ではS1 S2 は何?

初めてフロントダブルやトリプルギヤの自転車を購入する際、「無駄なオーバーラップの変速(インナートップなど)はダメですよ」「ローから2.3段アップしたら先にフロントをアウターにしなさい」などと指導を受けますよね。これをXTR Di2 は勝手にやってくれるみたいですよ。

MTB におけるインナートップは、無駄なオーバーラップよりも、小さなギヤ同士に掛かったチェーンのテンション低下状態での車体の挙動により脱落するのを嫌っているようです。

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例えば、アウタートップで走行中、急激な登りに遭遇し、インナーに落とそうと左レバーを操作しても フロントディレーラーは作動せずにリヤディレーラーが2段ダウンする。インナーローからトップへの変速で最少ギヤから3段へは、変速させないとか。

S1 S2 のS は、シンクロシフトのS

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上の表の通りに、フロントインナー、リヤローギヤ(1速)から右シフターでシフトアップ開始。1回押せば1段アップ、4段からもう一度アップボタンを押すと フロントディレーラーがミドルに動いてリヤディレーラーは3にアップ。更に7から8でアウターギヤへ。ダウンでは、最ローに入る前にミドルへとシフト。

右シフターの操作だけでオーバーラップに入らず理想のシフトアップ、ダウンが出来るってわけ。凄いでしょう。

あら、 フロントディレーラーなしの船長は、マニュアルモードの全く無意味な機能でした




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