サイクルスポーツは、とても優しくてエントリーし易いカテゴリー

趣味としてのサイクルスポーツは、とても優しくてエントリーし易いカテゴリーであります。唯一困難なのは、自転車に乗れるようになる事だけです。


0-369-0101[1]
マウンテンバイだろうが、

bmx-custom-bike-AkCvGrivaUu[1]
技が出来なくともBMXにも乗れる。


01_b[1]
ジャンプしなければ、こんな凄いダブルクラウンフォークのダウンヒルバイクだって、



noahfast_blk[1]

「初心者はクロスバイクから始めよう」などと良く言われますが、例えば、フルカーボンのロードバイクだって、サドルを思いっきり下げて、フラットペダルを付ければ、誰だって乗ることが出来きてしまうのです。

問題は、その性能を十分に発揮出来るかですが、計画性を持ったトレーニングを積めば早く走れる、沢山の距離を走れるようになって行くでしょう。BMXだって、擦り傷をこしらえながら練習すれば、フラットランドで技が出来るようになるでしょう。

【橋輪Blog】に多々登場する”オッサン”の羨ましいところはそこにあります。”オッサン”は決して早くもなく、テクニックもありませんが、まだ浅い自転車趣味に置いて、毎日、毎日乗る事によって色々なジャンルの自転車を楽しんでいます。

自転車に乗る事が出来、初期投資の余裕があるのならば、初めからカッコいい(凄い)自転車にも乗れるのです。


そこいくと、この趣味は?

DSC_2960
本物を模したスケールモデルです。模型は模型の形だからこそ良く飛ぶのであり、実寸に忠実なスケールダウンに近づくほど、操縦は難しくなります。「ラジコン始めたいな」で、この手を購入してしまうと離陸すら出来ないどころか組立も、ままならないでしょう。


DSC_2955
古典的な複葉機です。大きさは小さいですが、非常に癖があり旋回中に巻き込んだりと初心者には不向き。



DSC_2951
電動ダクテットファンを推力とするF-16 です。各動翼のミキシングが難しいし、アスファルトの滑走路がないと駄目。



DSC_2950
オーバーパワーなエンジンを積む、スローアクロ練習用のファンフライ。これは簡単そうに見えますが、初心者には絶対ムリ。散々飛ばした機体ですが、一度も綺麗に着陸したことがありません。「あれ!降りちゃった」か、「あっ!落ちた」かの何れかです。


DSC_2956
今、サーボにマイクロスイッチを取り付け、フラップダウン時にランディングライトが点灯するような仕掛けを作っていますが、完全なる自己満であり、墜落すれば一発アウトです。



DSC_2957
ぼくが初めて飛ばした機体「モスキート・モス号」。

今でも健在だが、機体名は「モス」ですよ、蛾ですよ、なんと華々しくない名でしょう。
長い主翼には自立安定抜群な強い上反角が付き、調整が済めば手放し飛行ができます。
実機とはかけ離れた不格好な形の胴体と翼はパンツのゴムで止められ、軽クラッシュ時には、ゴムが外れて損傷を最小限にしてくれます。
一度、翼を取り付けようとしていた時、「これゴム動力で飛ぶんすか?」と聞かれたことがありました。
恥ずかしかったです。

wing18[1]
この様にして製作するのですが、カッコ悪くとも自分で一から製作した機体には愛着が湧くものです。

当時、入門機の定番と言われたバルサキットですが、これとて一人で初飛行を試みれば、何とか離陸出来たとしても100%墜落か、遥か彼方へと見失うでしょう。一度地面を離れた機体は操縦をし続け、ちゃんと着陸しなければ回収出来ないのです。

これ以前に作った機体は、初飛行で物の見事に新品のエンジンとメカを搭載したまま、夕暮れの彼方へと消えて行き、手元のプロポ(送信機)だけが寂しくポツリと残りました。
少し涙出ました。

ベテランの先輩に調整して頂いた機体は、上空で操縦を変わり、震える指とガタガタする膝でやっと旋回が出来、「お願いします」と先輩に降ろしてもらえば、大成功の部類です。一番難し着陸なんて先の先であります。

どんなに大金を積んでも初めからカッコいいのは、飛ばせないのであります。


DSC_2963

えらい趣味に首を突っ込んだもんだ。

まっ、それは昔の話でありまして、今は墜落しても壊れない飛行機も売ってますんで、興味のある方はこちらで⇒RC DEPOT