KIMORI COLOSSUS HR
17インチ化に伴い、ギヤ比を変更したKIMORI COLOSSUS HR

POWER TOOLS ミニベロチェーンリング62T
船長とお揃いで使うため2枚取り寄せた62T のビックギヤ。

20インチで、カプレオカセットトップ9T だったのが、HED ホイール装着でトップ11T × 17インチとなったため、56T のチェーンリングでは、オーバーレブですので、62T に6T アップ。
![iron_flow[1]](https://livedoor.blogimg.jp/hasirin/imgs/b/1/b100ddd5-s.jpg)
このサドルのテールカウル部分をフレームと同じカラーに塗装して装着予定だが、今のところ入荷待ち。
KIMORI COLOSSUS HR
(画像クリックで拡大)

KIMORI COLOSSUS HR フレームセット 700.000円(税別)
フレームサイズ: S / M (写真はM)(スペシャルペイント / メッキ別途)
HR フレームセットの解説は⇒こちら
小さな巨人”コロッサス”。この奇妙な自転車には、計り知れない可能性と、最高技術が結集する機能美がある。そして、現在までこの地球上には無かった乗り物である。

フレームは木森が特注する10Φのクロモリパイプから、巧みなロー付けで形成されるため溶接ビードが無く美しい。ヘッド近くの左右非対称の補強ブリッジがたまらない。
独自のフロントサスペンション

4輪車の世界で言う、ダブルウィッシュボーン型のフロントサスペンションは、路面からの衝撃を完全にキャンセルし、且つ又フロントタイヤのグリップ力を増大させ、ブレーキング時には、モーターサイクルのようにキャスターを立たせる方向に働き、旋回性を上げる。(あのアレックスモールトンに近似していると言われるが、開発はダブルパイロンより遥かに遡る)

ダンパーユニットも木森が設計製作したもので、重たいスプリングを使わないエアサス&オイルダンパーとなっている。

ステムから突き出すインナーチューブトップボルトにエアーバルブがあり、ここから加減圧することで固さをリニアに調整出来る。(フレームセットには、このステムも含まれる)


ステムとヘットパーツ。どちらも中心から削り出された芯の目が見える。

ハンドリングを司るアッパーアーム。

サスペンションの収縮を受けるロアアーム。動きを理解するには、それなりの時間を要する。

自転車なのにハンドルストッパーが付く。これだけしか切れないのに狭い道でのUターンは容易だ。
不思議な力を生むリヤサスペンション

リヤサスペンションはエラストマー方式。固さ調整はエラストマーの数を変更して行う。一般に「リヤにサスペンションを設けると、ペダリングの力が吸収されてしまう」と言われるが、木森の考え方はこうだ、確かに踏み込んだ時にはエラストマーが圧縮されているが、クランクがボトムに向かい、力が伝わらなくなった辺りから伸び初めリヤアーム(バックフレーム)を押し下げる。この時チェーンリングとカセットスプロケの上側に掛かるチェーンが緊張し、後輪を回そうとするベクトルが発生する。キモリコロッサスの漕ぎ出しの速さ、一漕ぎの伸びの由縁がここにある。
KIMORI COLOSSUS HR

それでは、コロッサス HR(ハシリン)スペシャルバージョンを解説しよう

最大の特徴は、ロングスイングアームにより、リヤセンターを伸ばし、ロングホイールベースとしたフォルムにある。

エンドに繋がるバックフレーム(普通のフレームで言うシートステー)には、オリジナルにあるピロボールがなく、リジットとなっている。

試作失敗を乗り越え新設計したロンスイリヤアームは、STPアーム(スペース・チューブラー・ピラミッド・アーム)と命名した。

全てフレームトラスと同じ10Φで組まれているように見えるが、

チェーンステーだけは、微妙なテーパーチューブにし、補強を入れずに高剛性を確保している。
流行に逆行した更なる小径化

昨今、ミニベロ、フォールディングバイクの20インチクラスでは、同じ20であっても406から451へとサイズアップするのが、この世界のトレンドであり、カスタマイジングの常識となっている。そんな中、敢えて20インチから17インチへと大幅にスケールダウンしてみた。ミニベロ本来の長所はコンパクトなところにある故、何故に皆、大きくしたがるのか、ぼくには分からない。ゴムである以上重たいタイヤの質量が減り、空気抵抗も軽減するスモールホイールこそが、ミニベロに適したサイズであろうと思う。

最終減速比であるホイール直径の減少はギヤ比で賄える。

56T から62T に上げてみた。大きく肉抜きされたチェーンリングが軽快なイメージを醸し出した。

POWER TOOLS ミニベロチェーンリング62T PCD 130mm

色々と能書きを述べたが、本当に一番自慢したいのがこのルックス。700Cのロードバイクでは考えられない、ホイールとチェーンリングの大きさが、イコールに近づいて行くこのカッコ良さ。分かって頂けるかな。出来ることなら80T 位付けてみたい。(木森さんなら作ってくれるが、足が追い付かず)


HAND MADE IN JAPAN KIMORI COLOSSUS HR
(3月11日以降、試乗出来ます 事前連絡要)
※試乗には身分証明書の提示を頂いております
17インチ化に伴い、ギヤ比を変更したKIMORI COLOSSUS HR

POWER TOOLS ミニベロチェーンリング62T
船長とお揃いで使うため2枚取り寄せた62T のビックギヤ。

20インチで、カプレオカセットトップ9T だったのが、HED ホイール装着でトップ11T × 17インチとなったため、56T のチェーンリングでは、オーバーレブですので、62T に6T アップ。
![iron_flow[1]](https://livedoor.blogimg.jp/hasirin/imgs/b/1/b100ddd5-s.jpg)
このサドルのテールカウル部分をフレームと同じカラーに塗装して装着予定だが、今のところ入荷待ち。
KIMORI COLOSSUS HR
(画像クリックで拡大)

KIMORI COLOSSUS HR フレームセット 700.000円(税別)
フレームサイズ: S / M (写真はM)(スペシャルペイント / メッキ別途)
HR フレームセットの解説は⇒こちら
小さな巨人”コロッサス”。この奇妙な自転車には、計り知れない可能性と、最高技術が結集する機能美がある。そして、現在までこの地球上には無かった乗り物である。

フレームは木森が特注する10Φのクロモリパイプから、巧みなロー付けで形成されるため溶接ビードが無く美しい。ヘッド近くの左右非対称の補強ブリッジがたまらない。
独自のフロントサスペンション

4輪車の世界で言う、ダブルウィッシュボーン型のフロントサスペンションは、路面からの衝撃を完全にキャンセルし、且つ又フロントタイヤのグリップ力を増大させ、ブレーキング時には、モーターサイクルのようにキャスターを立たせる方向に働き、旋回性を上げる。(あのアレックスモールトンに近似していると言われるが、開発はダブルパイロンより遥かに遡る)

ダンパーユニットも木森が設計製作したもので、重たいスプリングを使わないエアサス&オイルダンパーとなっている。

ステムから突き出すインナーチューブトップボルトにエアーバルブがあり、ここから加減圧することで固さをリニアに調整出来る。(フレームセットには、このステムも含まれる)


ステムとヘットパーツ。どちらも中心から削り出された芯の目が見える。

ハンドリングを司るアッパーアーム。

サスペンションの収縮を受けるロアアーム。動きを理解するには、それなりの時間を要する。

自転車なのにハンドルストッパーが付く。これだけしか切れないのに狭い道でのUターンは容易だ。
不思議な力を生むリヤサスペンション

リヤサスペンションはエラストマー方式。固さ調整はエラストマーの数を変更して行う。一般に「リヤにサスペンションを設けると、ペダリングの力が吸収されてしまう」と言われるが、木森の考え方はこうだ、確かに踏み込んだ時にはエラストマーが圧縮されているが、クランクがボトムに向かい、力が伝わらなくなった辺りから伸び初めリヤアーム(バックフレーム)を押し下げる。この時チェーンリングとカセットスプロケの上側に掛かるチェーンが緊張し、後輪を回そうとするベクトルが発生する。キモリコロッサスの漕ぎ出しの速さ、一漕ぎの伸びの由縁がここにある。
KIMORI COLOSSUS HR

それでは、コロッサス HR(ハシリン)スペシャルバージョンを解説しよう

最大の特徴は、ロングスイングアームにより、リヤセンターを伸ばし、ロングホイールベースとしたフォルムにある。

エンドに繋がるバックフレーム(普通のフレームで言うシートステー)には、オリジナルにあるピロボールがなく、リジットとなっている。

試作失敗を乗り越え新設計したロンスイリヤアームは、STPアーム(スペース・チューブラー・ピラミッド・アーム)と命名した。

全てフレームトラスと同じ10Φで組まれているように見えるが、

チェーンステーだけは、微妙なテーパーチューブにし、補強を入れずに高剛性を確保している。
流行に逆行した更なる小径化

昨今、ミニベロ、フォールディングバイクの20インチクラスでは、同じ20であっても406から451へとサイズアップするのが、この世界のトレンドであり、カスタマイジングの常識となっている。そんな中、敢えて20インチから17インチへと大幅にスケールダウンしてみた。ミニベロ本来の長所はコンパクトなところにある故、何故に皆、大きくしたがるのか、ぼくには分からない。ゴムである以上重たいタイヤの質量が減り、空気抵抗も軽減するスモールホイールこそが、ミニベロに適したサイズであろうと思う。

最終減速比であるホイール直径の減少はギヤ比で賄える。

56T から62T に上げてみた。大きく肉抜きされたチェーンリングが軽快なイメージを醸し出した。

POWER TOOLS ミニベロチェーンリング62T PCD 130mm

色々と能書きを述べたが、本当に一番自慢したいのがこのルックス。700Cのロードバイクでは考えられない、ホイールとチェーンリングの大きさが、イコールに近づいて行くこのカッコ良さ。分かって頂けるかな。出来ることなら80T 位付けてみたい。(木森さんなら作ってくれるが、足が追い付かず)


HAND MADE IN JAPAN KIMORI COLOSSUS HR
(3月11日以降、試乗出来ます 事前連絡要)
※試乗には身分証明書の提示を頂いております