ブレーキ台座ぶった切る前にもう一度良く考えよう!

RIDEA CLV 100mm リーチのV ブレーキアームの入荷を待っていた

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写真は、RIDEA CSV  80mm ショートV 
「100mm のブレーキアームを使うにしろ406と451ではブレーキシュー取付位置が相当変わる。これらの比率をどう計算するか?想像もつかん」・・・・
と、頭が混乱したところで終わった前回。だが、見込は無いわけではない。ブレーキ台座ぶった切る前にもう一度良く考えよう!

頭で計算できないのなら、実験してみー!

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RIDEA CLV を取り寄せてみた。何時も使ってるショートVは80mm だが、451ホイールをかわす為に100mm のCLV を取り寄せた。


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ブレーキシューは件の法則から短いタイプが必須。今回は、ちょっとお高いJagwire で、実験。



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ブレーキシューの取り付け位置は、ご覧の通りの超ワイド。



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極端にセットしてみた。これが小さいサイズの406リムとすると、

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こちらが451サイズ。


(画像クリックで拡大)
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極端な図を書いてみるとこうなる。バックフレームにあるブレーキ台座を支点とし、ピンクで表したブレーキアームをワイヤーで引きストロークさせる。すると同じストローク量でも、支点からの作用点が遠い451リムの方が、これだけ移動量が多くなる皮算用だ。


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これは、趣味のラジコン飛行機だが、動翼に大きな舵角を持たせるアクロ機は大変だ。



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サーボのトルクを最大限に生かすために、リンケージは何時も研究している。作動スピードよりもサーボモーターを振り切れるようなレバー比を何通りも試して探し当てるのだ。とは言っても自転車のブレーキにも当てはまるかだ?


実験あるのみ!

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今回、初めて箱から出された船長の2015 DAHON Mu SLX オブシディアンブラック。3台目のSLX だ。



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こちら、SLX オリジナルの長いブレーキシューが付属する85mm Vブレーキアーム。



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こいつを先ず外してしまいましょう。



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CLV の100mm をセット。実験なので取りあえずオリジナルのステンボルトで借り付します。


簡易的に451化する

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ここで、I さんの、フレーム以外の全てを交換し、22 Speed で組み上げたSPEED falco(お披露目写真は、本人登場で後日アップ)の451ノーマルホイールをお借りして、


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451化終了。



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451だとブレーキシューの取り付け位置が、ほぼ目一杯上になる。


ここで DAHON 30周年記念限定モデルANIVERSARY登場!

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”レッコ”される運命と知ってか?
引きずり出されたアニバーサリー、シリアルナンバー001。



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こちらは、前後SRAM RED のキャリパーブレーキ。



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コントロールは、ブルホーンバーにセットされたSTI 105。



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生体肝移植手術のように寄り添うアニバーサリーとSLX。
001 / 300 の刻印を持つ30周年記念バッチが、全てを提供すると言っている。


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カテーテル手術で、アニバーサリーの左STI レバーからの血管を、



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SLX のリヤブレーキに移植する。



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アニバーサリーのブルホーンに装着されたSTI で引いてみる。



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さあーどうだ? ハンドルバーに、びったりくっ付いてしまったらアウト!



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来た〜!

寧ろフロントのキャリパーよりもタッチが良い。
船長〜!変なデバイスなしで出来ちゃいました〜。
ブレーキ台座ぶった切ったら保障無くなっちゃいますからね。
あぶねー、あぶねー。

これでやっと暗いドッグから大洋に漕ぎ出せますよ〜!


※実験にあたり、勇気付けして頂いた熱心な【橋輪Blog】読者に感謝致します。