さー、11速コンポよ、素晴らしい動きを見せてくれ!

初めて手にしたDURA 9000。多大なトラブルを乗り越えてここまで来た。さー、その繊細なる動きを見せてくれ! まずはリヤディレーラーから行ってみようか。

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うん、素晴らし。しかも操作性が軽い。柔らかいリターンスプリングによるフルアウターの抵抗が気になっていたが、シフトアップも確実に同期しているようだ。


続いてフロントディレーラー行ってみよう!

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ケーブルを繋げてアウターリングに掛けてみよう。


あれ!


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インナーケーブルがケージと干渉した。ハンガー下を回ってバックフレームの真ん中から出てくるロードバイク向の設計か、こんなへんてこプーリーを反して引っ張る考えは元々ないのだろう。



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完全に”くの字”にまがってるが、諦めないぞ!


この手がある!


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9000 DURA のディレーラーにはケーブルを通す場所が指示されている。(CABLE IN ⇒)こいつを無視してやれ。


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通常はここを通す。



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反対側、しかも突起の外を回してやれ。



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シマノの説明によると付属するゲージを使いどちらの突起を使い何処を通すか決めろとあるが、この通し方は間違いだと書いてある。



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プーリーから引くとほぼ真下に引く形になってしまうので、この方が好都合だし初動も軽くなる。



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ほら見いー! 0.5mm 離れたぞ。



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変速性能にも全く影響なし。寧ろ軽くなった。楕円リングなんて全然怖くないじゃん。ここまで来たらもう貰った様なものだ。


だけど何だかカリカリ鳴ってるな〜?


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ダ、楕円リングだ! 

偏心しているところでチェーンが持ち上げられ、ケージの後ろ側にガッツリ当たってんだ。 ガーン! これは想定してなかった。


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しかも フロントディレーラーはこれ以上、上には行けない。



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9回の裏、完全に逆転負け!