Mr.Koba のワールドサイクリングレクチャー その1

さー、今夜からはMr.Koba とヨーロッパツアーに出かけよう! 
1回目は、「自転車に優しい海外の道路」がテーマ
素晴らしい景色の写真は、全て拡大できますのでお見逃しなく。



1.自転車に優しい海外の道路

大学のサイクリング部などでは重装備で1日150kmくらい走るようだが、ぼくたち夫婦は60才を越えているのでせいぜい50kmしか走らない。写真を撮っていると平均時速は8kmくらい、でもそれくらいが翌日に疲れを残さない距離のようだ。

_DSC5223
イギリス・湖水地方の道しるべ

最初のスイス旅行を例にとると、行きたい場所としてまずベルンのパウル・クレー・センターとバーゼルのVitra Design Museumがあった。調べるとベルン近郊にはABEGG STIFTUNG という布の収集では世界的な美術館、バーゼルにはバイエラー財団美術館や市立美術館がある。このようにある都市に複数行きたい場所があるとき自転車は便利なうえ途中が楽しい、街や自然や人々と直接ふれあうことができる。観光バスのツアーとはまったく逆だ。そんなときDAHON MU-SLXのように折り畳みが簡単で軽い自転車はほんとうに助かる。電車やトラムやバスを利用したサイクリングにうってつけだ。またパリもニューヨークもロンドンも、自転車にとっては意外なほど狭い。地下鉄に乗らなくても、公園を走りショウウインドーを見ているうちに目的地に着いている。


_DSC0509
スイス・バーゼルのトラム
自転車は危険ではないですか、と聞かれることがある。幹線道路をフルスピードの車と併走するのは確かに怖い。でもそういうケースは海外ではほとんど起こらない。ロンドンならネットの London Cycling Campaign で出発地と目的地を入力すれば、土地の人しか知らない人通りの少ない裏道を教えてくれるし、スイスならば Map Cycling in Switzerland というサイトが、国中に張り巡らされたサイクリング道路や高低差を教えてくれる。ニューヨークはだいたい東京と同じで車と平行して走るが、近年サイクルレーンが増えているし、すべての道が一方通行だから、思わぬ方向から車が飛び出してくる危険はない。


_DSC0613
スイス・ベルンからツーンへ

またフランスもイギリスもスイスも田舎に行けば細かい道が沢山あるせいか、ダンプどころか車と出会うことがまずない。細い道で後ろから車に追いつかれても、彼らは広い場所に出るまで根気よく待ってくれる。


DSC02479
イギリス・湖水地方の田舎道

ぼくは日本のサイクリング道路は好きになれない。車は来ないが川沿いの一本道など退屈でしかたない。スイスのサイクリング道路は違って、所々にルート番号と行き先や分岐の指標がある生活道路だ。馬もトラクターも散歩している人も通る1車線ほどの道。スイスなんてただの観光地だろうと思っていたが、自然や自転車を大切にするお国柄には魅了されてしまった。

_DSC6394
スイス・リッギスベル


明日は、「飛行機の輪行、電車の輪行」です