暗黒技研の正体は?

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       こちらは奥様用に組んだBIKE FRIDAY tikit



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EASTON のカーボンフォークをカットして製作。折り畳み構造のコラム、ポストも自作していた。
バイクフライデーtikit はフロント回りに不具合が出て、対策品が支給されたそうだが、部品を見て呆れたMさんは全てを自ら作り直したという。(こんな事べらべらしゃべっていいのかオレ?)


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ドライブトレーンも凄い事になっている。バイクフライデーをまじまじと見るのは初めてだった。
Mさんのご厚意で試乗するチャンスを得たが、何故か加速というかスピードの乗りがKIMORI COLOSSUS に似た感触を覚えた。
エンドが固まっていないUの字のバックフレームパイプが撓むのだという。
ぺダリングの力が抜けたときに撓んだバックフレームが戻りチェーンを引っ張る力に変え加速していると教えてくれた。

自分の自転車は解るけど何で奥様用までこんなに?の問いかけに「一緒にポタリングしたときに差が付いて、しんどい思いをしたらもう乗りたくない!てなっちゃうでしょ。脚力のない女性の方こそチューニングして上げなきゃ」と、「優しい自転車を作ったのが暗黒技研の始まりであり、優しい自転車は結果的に早い自転車になるのです」
なるほど!


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飯場の二階(またまた失礼!)は当然昼寝スペースかと思いきやホイールアッセンブリー室だった。
パークの振れ取り台はうちのと同じだが、ダイヤルゲージ2個も付けちゃって、これ見よがしだなと思った。
振れ取りなんか昔っからアナログで、ホイールを回転させリムが擦ったところを探し、この辺だったかみたいな感じでニップルを締めて行く作業が普通で、完成までに500回転位は回すだろうか。
Mさん曰くダイヤルゲージを使うと横ブレ(左側のゲージ)は、ほぼ1回転で決まるという。縦ブレ中央のゲージの測定子には、ベアリングを仕込んでより使い勝手が良いようチューニングしていた。
振れ取りの時間を大幅に短縮できるダイヤルゲージ。
ちと値段は」張るが買いだな。凄く勉強になりました。

ワーキングデスクを見るとなにやら細かいギヤがいっぱい。
ここではDAIWA のリールのオーバーホール&チューニング。(基本リールは非分解らしい)
リングギヤとウォームギヤのバックラッシュをゼロに近づけると合わせたときの喰いが違うと熱く語っておりました。
(自転車はShimano だけど釣りはDAIWAなんだ)


       本業は、何やら物騒なこのマシーン

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サンダーバード2号の腹から出て来そうな重機(実際に緊急出動要請を受けた経験もあり)だがボーリングマシーンであります。
Mさんは、たまにこいつで近所をポタリングするらしい。
崖崩れが起きそうな現場に入りアンカーを打ち込むための穴を開けたり、発破を仕掛けるため岩盤を削ったりと大活躍らしい。
こちらもシリンダーをボアアップしたりとチューニングを施しているそうだ。(リールから重機、てどんなスケールだよ)
掘削技術は日本でNo.1であり、Mさん曰く「オレに開けられない穴は無い!」


         大分前置きが長くなったが、

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船長の”レッコ”フレームに適当な451ホイールをセットして準備完了。あっ、Mさんに聞いたのだがクレーン用語でも捨てる(放す)ことをレッコと言うらしい。


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      さて、いよいよオペの開始であります

              明日につづく、