薄いシートポストシムをアルミむく材より切り出す

シートチューブにオリジナルのシムを入れた組付寸法(内径)は、33.95mm。市販のアルミパイプを調べたら内径Φ34 / 外径Φ38(パイの変換もMさんに教わった。パイπではなくファイでΦ)が好都合で、外周を削ればいいかと思っていたが、「内径も外径もピッタリ合わせたいのでムクから削り出します」と適当な長さにカットし製作開始。

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       アルミムクの円柱を長めにカット



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     いやー機関車みたいな大きな旋盤です



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       材料をチャックに噛ませます



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          まずは、センタリング



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         ポチッとセンターが出ました



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するといきなり極太キリで穴開け(こんな太いキリ初めて見た。高いんだろうなー)



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 次に中ぐりバイトをセット。慎重に掘り広げていきます



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正確に測定した内外径に合わせた丸パイプになりましたが、



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          な何と先端しか入りません



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メインフレームと交わる所に溶接歪みが出ているそうです。
さてMさん、これをどう回避するか。シムで解決しようとしているのだからシートチューブ内側にストレートリーマを掛けるわけにはいきません。(多分持ってると思うが)


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クランプ圧が掛かっているのは、この部分だけなのでとバイトを送り、ここでストップ。



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       首下を0.2mm ほど落したシム



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      今度は、段差までしっくり入りました。



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挿入を確認したところでツバの部分を削り出し余分な部分をカット



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面取りしています。ちなみに旋盤加工では、このような深穴で薄手の物は最も加工が難しい形のようです。



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    割を入れます。こんな機械見たことない。



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        奇麗なスリットが開きました



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    スペシャルハンドメイドシムの完成でーす!



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         カーボンシートポスト挿入

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「グニュー」て感じで入っていくシートポスト。流石です。

「喜ぶのはまだ早いよ」とMさん、「O君、ちょっとブルホーン押さえといて」と言い、サドルを掴んで抉ると、「ほらね、回ちゃうてことは下がるてことなんだよ」

最初に、「多分、上手くいかないと思いますが、作ってみましょう」と言ったのは、こうゆう事だったのか!

            明日につづく、