クソ!また雪だ〜、これはもう 「ソリ」 しかない 3

       平野歩夢選手、銀メダルおめでとうございます

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皆さん、このボード相当目に焼きついてるのでは、
         バートンの来季モデルCUSTOM 74.000円(税別)


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さて、昨日のつづきですが、スキー滑走面の補強は最新のトレンド、これで行きましょう。



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画像検索で、なるたけ真裏になる写真を選び、乏しいパソコンテクニックを駆使し画像加工と倍率の設定を行います。


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           そしてプリントアウト



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        モノクロプリントでサイズの確認



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      カーボンシートに合わせてカットします



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こんな具合に切り出せたら、これらを張り合わせます



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普通の糊ですと紙がぐちゃぐちゃになってしまうので、3M スプレーのり77でいきます。これら材料全てが有りますから工作室は便利です。



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スプレーのりは均一に糊付けできますが、意外と広範囲に飛びますので、しっかり養生しないとスリッパが納豆です。


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           綺麗に貼れました



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糊が定着するまでDC-3が表紙の「世界のエアライン」3冊ほどで圧着しましょう。



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「おー、バージンアトランティック所有のDC-3 アメリア号か」などと見始めると重しになりません。



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完全に密着したカーボンシートとコピー用紙合わせて0.55mmほど、これでは強度が足りません。



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スキーの両端をカット。タミヤの先曲がりバサミはアールのカットが得意です。



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   こまめにお掃除。カーボンは刺さると厄介です。



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      こいつらをラミネートしていきます。



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          A4 ラミネーターへGo!



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              グゥ〜ん・・・



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  クリアなラミネートが強度と光沢を出しましたね。



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     ペーパーカッターで個別にカットします。



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        う〜ん、いい感じの仕上がりです。



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今ならバートンCUSTOM 2枚買うと、アシカ用ミニが付いてくる。



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ボードが完成したところで、クリップドテーラークラフトのパイロットChongに試走してもらおう。
「操縦かんを持ったままスノボしたのは初めてだが、うん、なかなかいいよ!これで歩夢も次は金だな」と言ったかどうかは分からんが、こいつ本当にしゃべるんです。

               Chong


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    フレームにスキーを接着して完成でーす。



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         どうです、いけてるでしょ!


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最後の大事な仕上げです。このパッケージ(同じ形のパッケージが2個以上集まると捨てられないたちでして)の端を使います。


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   台紙が入る折り返しの部分をちょっとばかり。



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スキーの重心部分にフィンを立てます。このまま瞬間で接着。



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       マスキングを剥がして出来上がり



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これ大事です。6年前の実験で分かったことですが、雪上は殆ど摩擦ゼロですからエンジンを吹かし滑走を始めると、どんな微風でもずーと横に流されてしまいます。いくらラダーを目いっぱい切ったとしても支点がないわけですから舵が効かないわけですよ。現場でスキーの端をちょっと切ってここにフィンを付けたのです。

全快で滑走路脇に突っ込んで、
        いきなりの”ダブルコーク”はごめんですからね


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雪上飛行の準備は整いました・・・って、
               火曜日には雪、解けてんだよな〜