”MASI 俊樹”流学51日目(ベルリンのアル中男は、どうなった?)

 11月18日 15:43

風呂と酒とベッドのおかげで体調はすっかり良くなり、いつものように空腹で目覚めたオレは食堂へと向かう。
 
薄暗い廊下を抜けていくととてもいい匂いがしてきた。

テーブルに並べられた数種類のパン、ハム、チーズ、ソーセージ、生野菜にフルーツ。
それらを山のようにさらに盛り、餓えた獣のように貪り食う。
時折詰まる食べ物をオレンジジュースで流し込む。
 
さすがユースホステル発祥の国ドイツ。このオレが満腹だぜ・・・。食後のコーヒーをすすりながらほくそ笑む。
 
 
いままで泊まってきたどの宿よりも豪華なラインナップで昼飯もいらないほど食えた。
 
 
あまりにも胃に物を詰め込んだせいか、全く動けなくなってしまい、10時過ぎにようやく観光に出発。

昨日散々迷った道も、宿で手に入れた地図を手に走るとわかりやすかった。
 
 
大通りに出て、少し走ると大きなランナバウトに何かのモニュメントが。
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            俊樹、これ傾いてね?

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みんな写真を撮ったり、ぼーっと座ったりとそこそこの賑わいを見せている。

が、何かはわからないのでスルー。
 
 


そこからすぐにブランデンブルク門へと到着。
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18世紀からあるこの門をくぐると広場に出る。

何か催し物があるのか着ぐるみが何人か歩いていた。

このクマのつぶらな瞳はなかなか好き。
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       ゆるキャラじゃなくリアルキャラだな


広場の中心では写真と解説付きのベルリンにおける人種差別の概要の展示があった。
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熱心に記述を読む大人にまじって、少し退屈そうな子供たちがいた。
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古ぼけたビルが立ち並ぶ中走っていくと、ベルリンの壁にたどり着いた。
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冷戦時代を象徴するこの壁は、当時155kmの全長があったそうだが、現在残っているのはわずかなようで、ちょっとした公園のように整備されていた。
 

壁には様々な落書きがあったが、何となくこの天使のような絵には惹かれるものがあった。
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便所に行きたくなったので、CDショップに駆け込み、用を足すと、アジアの音楽コーナーを見つけた。

どんなCDが置いてあるのだろうと日本の音楽の棚を見ると・・・
 
パフィーのアルバムが。
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いったい何年前のだよ!? とびっくり。
ってか、ドイツにファンがいるの!?
 
 
 
と、ちょっとびっくりしたところで次の目的地へ。



少し迷いながら着いた先はユダヤ人博物館。
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今回ベルリンを訪れた理由と言ってもいい。


アウシュビッツ訪問の前哨戦というかお勉強タイムにあてた。
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展示品を眺め、壁に書いてある説明を読んでいく。
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先に進むと、奇妙な展示があった。


天井が吹き抜けになっているスペースに敷き詰められた「鉄の顔」
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静寂の中にその「顔」を踏みつける音が悲しく響く。
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一つ一つの表情は微妙に異なり、だがどれも声なき悲痛な叫びが聴こえてくるような、そんな顔をしていた。
 
 
不意に疲れが押し寄せてきたので宿に帰り、荷物を置いて昼飯兼夜飯を食べに出る。
 
昨日と同じく屋台エリアに出かけて中華麺とケバブを食い、スーパーに立ち寄ってビールを二種類購入してみる。
やはりドイツに来たらいくつか試さねば!

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ちなみにBECKSはなんとなく微妙でした(笑)
 
 
宿に戻り、PCでドイツ入国からずっと見たかった浦沢直樹のMONSTERをyoutubeで見つづけた。

はまりにはまって気づいたら深夜3時。

明日は出発なのに・・・
 
(51日目 ベルリン観光)
 
                つづく、