”MASI 俊樹”流学50日目(俊樹、アル中?)


熟睡はできなかったがなんとか無事に朝を迎えた。


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  この写真、絵画チックだね、俊樹が書いたんか?

ぱんぱんにむくんだ顔で辺りを見回す。

勤務が終わったのか歩き出した警備員に、「だいじょぶか?」と一言声をかけられる。
 
「んんー yeah, I'm OK」

まあ、ちっともOKじゃあないんだけれども。
 


パンにジャムを塗って朝飯。

銀行が開く時間まで待った。

所持金は5ユーロ、垢まみれ、腹減り、宿なし。

早く金を手にしたい。
 


知らぬ間に中心地に来たようで背の高いビルが立ち並ぶ。

銀行がいくつか見かけるがどれも両替はやっていなかった。
 
一番大きい銀行を見つけ、名前もドイツ銀行といった雰囲気の名前だったのでこれで現金GETだぜ!

と思ったが、そこでも両替なし。

じゃあどこで!?
と尋ねると、銀行の名前と地図を描いてもらえた。
 
 
もうなんだかうんざりしてきたが、このままではどうしようもないのでそこに向かう。
 

ベルリン動物園前駅にたどりつき、お目当ての銀行、というかちいさな両替所のようなところを発見。

予備の財布から4万円取り出し、いざ両替。

大金手にして、飯が食えるぜー!と意気揚々と自分の番を待つ。
 
4万だから350ユーロはいくだろ!と特に計算なしの希望的観測でおっちゃんに金を渡す。
 
と、帰ってきたのは280ユーロ。

円弱すぎないか!?
 
希望に膨らんだ胸は一気にしぼみ、まだまだ節約しなきゃなぁとなる。

 
けれども現金を手にした喜びはまたふつふつと湧き上がり、目の前にあった中華の屋台でさっそく買い食い。
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2.5ユーロで買ったこのヌードルBOX、味は「うまい!」ってほどではないが、ボリューム満点で、久しぶりの麺類とあって大満足。
 


駅だからFreeのWifiあるかと思いきや、有料しかなかった。

しかし、ネットがないと宿情報が探せないのでクレジットカードで金を払ってネットを使う。
 
どうやら一泊1000円くらいの宿があるようだが、場所がかなり離れているし、夏なので安いところは満室が目立つ。

もうめんどくせぇやと一番近いホテル兼ホステルへ。

一泊20ユーロで、二泊することに。


荷物を部屋にぶち込んでシャワーへダッシュ!!
 
全身に心地好い水を浴び、髪を濡らしてシャンプータイム。
 
しかし、異変に気付く。
 
 
あ、泡がたたねえ・・・。
 
 
あまりにも汚すぎてシャンプーが機能しなかった!
 
そりゃそうだ6日風呂入ってねぇもん!(号泣)

二回目のシャンプーでようやく泡が立ちはじめ、三回目でようやくすっきり。
 
体も渾身の力でごしごし洗い、服を着替えたところでようやく人間らしい気分になれた。
 
 
その足で一階のBARに向かいビールを勢いよく流し込む。
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っかぁーったまんねぇ!!!
 
悲しいかな、もう完全におっちゃん(笑)
 


宿から足を延ばすと屋台が立ち並ぶエリアがあり、
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そこでもビールを一杯。
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ドイツ料理のカレーブルストをほおばる。

 
宿に戻ると今度はBARでジョニ黒を一杯。
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思わず幸福なため息が漏れる。
 
久しぶりに満たされた気持ちになり、(地面よりは)柔らかなベッドに横たわるとすぐに眠りにおちた。
 
(50日目)

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