EEZZ を検証する

ユニークなフォールディングシステムを搭載したNEWバイク、イージー。シングルスピードながら縦フォールディングのためチェーンテンショナーなるものが、リヤエンドに装着される。
  これってパンクした時、面倒なんじゃないかな?

DSC_0430

                                 EEZZ

       
 それでは、やってみよー!

DSC_0450
フロントは折り畳み時の干渉を防ぐために突起の少ないトラスネジを使っています。これは普通のヘキサゴンレンチでOK


              問題のリヤ

DSC_0451
         まずはVブレーキをリリース



DSC_0453
ハブはナット止め。ちなみにエンド幅は、フロント約55mm、リヤ75mm、と極端に狭くなっています。(これがフォールディングサイズの幅に効いてくる)



DSC_0454
ナットを回すスパナのサイズは17mmですが、テンショナーのブロックが邪魔で掛かりません。



DSC_0455
スパナならなんとか掛かりますが、プロの仕事としてはチョト。



DSC_0456
ここはやはり、ソケットレンチが正統派でしょう。でも普段17BOXとハンドルなんて持ってないですが。



DSC_0457
           反対側も外します



DSC_0458
ドロップエンドからそのまま落ちるかと思いきや、コグとプーリーが当たってしまい、これ以上は下がりません。



DSC_0460
親指の下、テンションスプリングがグルグル回っている裏にもプーリーがありますが、こちらは固定で、



DSC_0459
人差し指で押している側のプーリーが可動部のテンションプーリーです。



        ここから元へ、やり方変更

DSC_0461
最初にチェーンテンショナーを取り外しますが、テンションプーリーを押してチェーンを外しておきます。



DSC_0462
するとプーリーはスプリングの力でここまで戻されます



DSC_0463
ヘキサゴンレンチでテンショナーを外しますが、テンションが解けていますので、安心して外すことが出来ます。



DSC_0464
外れたチェーンテンショナー、DAHON のロゴが入る



DSC_0466
今度は普通のコンビネーションレンチが掛かるようになります。



DSC_0467
      そしてドロップエンドから下します。



DSC_0468
使った工具は17mm のコンビネーションレンチとヘキサゴンレンチのみ。初めてやりましたが、ここまで物の5分でした。


              組付け

DSC_0469
    コグにチェーンを掛けエンドに入れます。



DSC_0470
ナットを締める際は、くだんの方法で。(車体を地面に立て荷重を掛け、センターを出してから締める)



DSC_0471
次に、チェーンテンショナーを取り付けますが、回り止めのピンがフレーム側の穴と合うよう注意して下さいね。



DSC_0472
  取り付けたら一つ目のプーリーにチェーンを乗せ



DSC_0473
      テンションプーリーに引っかけます。



DSC_0474
       ぴょーんと放せば、はい終了。



DSC_0475
    リリースしたブレーキを戻すのもお忘れなく。


         慣れたら全行程3分でOK! 
   あなたはクイックの車輪3分で脱着出来ますか?

          EEZZ パンク怖くないっす!



DSC_0440

次回は、Jiffold Vertical テクノロジーと言う名の、
      新たなるフォールディングギミックを検証する