”MASI 俊樹”流学9日目

前回、7月4日のメールから21日ぶりの今日、ようやく俊樹からの旅日記が届いた。
Facebookがなかったら、みんな死んだと思っていたところだ。
キャンプ地や野宿が続き電源の確保に苦労していた様子。
ともあれ無事でよかった。それでは久々の9日目を。


7/25  4:04

結局朝まで見つかることなく安眠、昨夜同様に玉ねぎとハムの水煮を食い出発。
やはりあたたかい食いものはいい!
            例のひどいヤツね!


最初は調子よく進んでいたものの、途中から向かい風になり、気合いで50km地点まで行こうと思ったものの、空腹に襲われ完全にやる気を失ってしまった。
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見つけた公園で昼飯を食う。さすがに荷物をひっくり返して料理をする気にもなれず、いつも通りにパンとジャムとバナナ。

しかし、ふとあることを思い出す。旅人のバイブル「深夜特急」にたしか、「インドでは食事の際、漬物代わりに生の玉ねぎを出す。」という一説があった。
ならば、生のパンに生玉ねぎを挟んでもいいんじゃないか?それにサンドウィッチにも玉ねぎ入ってるし。
 
おもむろに玉ねぎをバッグから召喚。
 
皮をむいてちぎってパンに挟む。
 
あたり一面に広がる玉ねぎ臭。
 
かぶりつく。
 
・・・・・。
 
 
うん、これはさすがにまずい。俊樹でもまずい物あんだ
  
オレはそっと玉ねぎをバッグにしまい、ジャムに手を伸ばした。
 
 
そんなこんなで出発し、昼過ぎにSouth Yorkshireという街に着いた。
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最初はなんの変哲もない街だったが、次第にアジア、中東系や黒人が増えていき、街は一気にイギリスという国の多民族国家の側面を見せてきた。

いままでそうした人たちをこの国で見かけてこなかったので、すこし驚いてしまった。
日本では決して遭遇できない場面である。
 


そこからいきなり始まった峠道。
こんなの聞いてないっすよ!
とぶつぶつ文句を言いながらひたすら上った。
 
峠と言っても、道は広いし、空も見えるところなのでとにかく暑い。今まで何の脅威でもなかった太陽が牙を剥いてくる。
 
何人ものロード乗りたちに抜かされ、ようやくダウンヒルに差し掛かり、前方からしんどそうに上ってくる奴らに涼しい顔を向けてやる。
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くぅ〜気持ちいい!!


 
途中、Bakewellという小さな町に立ち寄り、宿を探してみることに。
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最初の一軒目は40ポンド。う〜む、ちと高いな。
ツーリストインフォメーションの壁に貼られた宿リストを眺め、二軒目、三軒目と尋ねていくが、59、80とどんどん値が上がる。

ここで気が付いたのだが、B&Bといえども、個人の家でやっているものと、BARやレストランの二階を貸しているところでは、圧倒的に後者の値段が高い。

もし、今年の夏にB&Bデビューをする人がいるならばぜひとも参考にしてみてほしい。
 
 
三軒周ってばかばかしくなってしまったので、この日は結局そこから進んで、さらに山の上にあった休耕地にて野宿。

風が吹き付けてきてかなり寒い。
 
Bakewellで聞いた話によると、ここはPeak Districtという地区で、ほんとかどうかは定かでないが、氷河期にはヒマラヤくらいの高さだったそうだ。

どうりでこんだけ登らされるわけだ!

(流学9日目 Yorkの先〜Bakewell付近 走行距離102km)
 

次回の10日目では、イギリス名物 Fish&Chips 発挑戦