MASI 俊樹のヨーロッパツアー5・6日目
6月24日 9:08
6月24日 9:08
犬に吠えられてそのいる・・・。
俊樹、何を言いたかったんだ?
後のセンテンスからも理解に苦しむ
昨日来た時も野兎がたくさんいたし、野犬でもいるのか?と思いきや、その空き地は犬のお散歩コースだったようで飼い主と犬がたくさんいた。
NCNだ!
そこでA68が通っているDalkeithという町につながるNCNを発見し走っていく。
なるほど、これなら道に迷う心配もない。
道は公園の中や住宅地、森の中などを通るが曲がり角に出るたびにちゃんと看板が立っているのだ。
空腹が原因か!?しかし街はすでに通り越してしまって新たに何かを買うことはできない。
仕方ないので持っているパン3つに大量のヌッテラをつけてさらにホテルから持ってきたジャムとバターも加えてなんとか走り出すことができた。
ここであきらめても家には帰れないのでぶつぶつ悪態をつきながらひたすらのろのろと登っていく。
走り出してから2時間後、努力が実ってついに次の街のスーパーへ!
とは思ったものの、食べ物に関してはやはり甘くなってしまう。
だって食わなきゃ走れないんだもん!!
しかし、あの大雨の中オープンカーで走ってるやつがいるとは・・・・クレイジーだぜ外人は。
標高はどんどん高くなっていき、気づけば空が思わず手を伸ばしたくなるような近さにある。
なんて美しいんだろう・・・。
オレは足を止めてその景色に見入ってしまった。
朝起きてすぐにアップダウンはやはりキツイ。
なんとか我慢して走る。するとまた雨に降られる。
民家もほとんどなく、そこここにいる羊たちが野良羊なんじゃないかと思えてきた。
途中で大荷物を背負って歩いている外人に出会い、少し話した。
こいつをそのまま丸焼きにしてもいいんじゃねぇの?って感じのおっちゃんが肉を切り分けて皿にのせてくれた。
そして、あとはすきにしていいと言われたので野菜類をこぼれないようにたくさん載せて完成。
くっそ!
そこから雨はやんだり降ったりを繰り返し、もうやる気は0に近かった。
傘もないので自転車カバーをかぶったり、テントのグラウンドシートをかぶったりして雨宿りした。
すぐにB&Bの看板を見つけるが、満室。
っざけんな!
もう仕方がない、ちと高くつくがホテルでいいやと入ったところが75ポンド、約120000円だった・・・・。
流学5日目 Wallyford付近〜Jedburghのちょっと先 85km
俊樹、何を言いたかったんだ?
後のセンテンスからも理解に苦しむ
昨日来た時も野兎がたくさんいたし、野犬でもいるのか?と思いきや、その空き地は犬のお散歩コースだったようで飼い主と犬がたくさんいた。
昨夜の雨はいつのまにか止んだようで、テントもすっかり乾いていた。
日記をつけているといきなり足をなめられて思わずでかい声を出してしまい、笑われた。
スタンドのないMASIに1から荷物を括り付けるのは非常につらく、何度も倒れそうになるのを引っ張りおこし、そこらじゅうに擦り傷ができた。
やっとこさ荷造りを終え、走り出すが例のごとく道がわからない。
近くは両側二車線の道路でまた怒られそうだし・・・。
そこで昨日会った韓国人のことを思い出す。
NCNだ!
そこでA68が通っているDalkeithという町につながるNCNを発見し走っていく。
なるほど、これなら道に迷う心配もない。
道は公園の中や住宅地、森の中などを通るが曲がり角に出るたびにちゃんと看板が立っているのだ。
オレにしては珍しく、スムースに目的地Dalkeithに到着し、A68に入る。
しかし、なぜかペダルをこぐ足が重い。漕ぎたいのにまったく漕ごうとしてくれないのだ。
空腹が原因か!?しかし街はすでに通り越してしまって新たに何かを買うことはできない。
仕方ないので持っているパン3つに大量のヌッテラをつけてさらにホテルから持ってきたジャムとバターも加えてなんとか走り出すことができた。
よし、走るぞ!と気合いを入れたのもつかの間、道はどんどんのぼりになっていき、さらに向かい風も相まってどんどんと気力を奪われていく。
ここであきらめても家には帰れないのでぶつぶつ悪態をつきながらひたすらのろのろと登っていく。
走り出してから2時間後、努力が実ってついに次の街のスーパーへ!
サンドイッチや水を購入。そしてついにぜいたく品のコーラとポテチにまで手を出してしまった。
ぜいたくは敵だ!!
とは思ったものの、食べ物に関してはやはり甘くなってしまう。
だって食わなきゃ走れないんだもん!!
雨に降られかなりテンションも下がったが、ようやく腹も満たされたので再び坂を走っていく。
しかし、あの大雨の中オープンカーで走ってるやつがいるとは・・・・クレイジーだぜ外人は。
この道はどんどん標高が高くなっていくのだが、その行程が実にめんどくさい。
なぜかというと、ラクダの背中からゆっくりと下り、頭の先まで登っていくようなアップダウンを繰り返すからだ。
これには本当に心折られた。下り坂のほうが圧倒的に距離が短く、上り坂のほうが急なのだ。
そんな道をひたすら登っていくと、いつの間にか空が晴れ間を見せ始めた。
標高はどんどん高くなっていき、気づけば空が思わず手を伸ばしたくなるような近さにある。
オレはひたすら登って行った。
すると目の前に虹が見えた。
なんて美しいんだろう・・・。
オレは足を止めてその景色に見入ってしまった。
その景色に見とれながら今日はここで寝よう。そう思った。
翌朝、またもや雨に濡れたテントをかたして走り出した。
朝起きてすぐにアップダウンはやはりキツイ。
なんとか我慢して走る。するとまた雨に降られる。
辺りは実に荒涼としていて、雨宿りする場所なんかなかった。
民家もほとんどなく、そこここにいる羊たちが野良羊なんじゃないかと思えてきた。

雨は一向にやむ気配がないが、小雨なので何とか進めた。
そしてついに、スコットランドとイングランドの国境にたどり着いた。
しかしまあ、国境といえどもはやUkとなった今では意味をなさないため、ちょっとした歴史案内と旗があるだけの簡単なものだった。
そこからは下りが続いた。
途中で大荷物を背負って歩いている外人に出会い、少し話した。
発音が確かに変わった。
一つ山を越えただけで、確かに変わったのだ。
日本で出会えばスコットランド人もイングランド人もひとくくりにイギリス人となってしまうが、ここでは確かにまだどちらもそれぞれ一つの国としてあるように思えた。
道はまだまだアップダウンが続いた。
まだこの旅を始めて入ったことがなく、緊張したが入店。
こいつをそのまま丸焼きにしてもいいんじゃねぇの?って感じのおっちゃんが肉を切り分けて皿にのせてくれた。
そして、あとはすきにしていいと言われたので野菜類をこぼれないようにたくさん載せて完成。
肉だ!あったかい飯だ!と胃も心も大喜び。
大満足して店を出て走り出すとまた雨が!
くっそ!
そこから雨はやんだり降ったりを繰り返し、もうやる気は0に近かった。
傘もないので自転車カバーをかぶったり、テントのグラウンドシートをかぶったりして雨宿りした。

すっかり腐ってしまった心をなんとか奮い立たせ走るも、今までで一番の大雨に見舞われ走るのを断念。
一刻も早く宿をとろうと街に入る。
すぐにB&Bの看板を見つけるが、満室。
少し走ったところも同様に満室。
っざけんな!
もう仕方がない、ちと高くつくがホテルでいいやと入ったところが75ポンド、約120000円だった・・・・。
2日間野宿し、3日目の今日までにつかった金が約30ポンド。1日に使える金が33ポンドだから、99−30で69ポンドあって〜・・・あーもういいや!と泊まることにした。
おかげで今日こそのもうと思ってたビールが夢のまた夢になってしまった・・・・。
fin
流学5日目 Wallyford付近〜Jedburghのちょっと先 85km
6日目 〜Corbridge 65.47km