36H のハブに32・40H のリムは組めないものか?

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前回の記事「目指せ!Board Track Racer」で頓挫した26インチBEリム装着計画。ハブを変えるしかないと思ったが、40H の内装3段なんて、まず無い。シングルなら有るがジョッキーシフトの夢は消える。絶対絶命と思いきや、BOTTの画像を観ていたら、ふと思い出した!


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      斜線の部分がハブ延長プレート

昔、クラッシックバイクレースを楽しんでいたイギリス人がいた。彼の名はリチャード・アディマン。
日本在住で英語の先生をしていた人だ。
彼が走らせていたクラッシックレーサーはトライトン。
ノートンのフェザーベットフレームに、原チューン
(伝説のオートレーサー飯塚将光のトライアンフエンジンのチューンをしていた神がかり的な爺さん)のトライアンフスペシャルエンジンを載せたブリティシュGPレーサーだ。
高度にチューニングされたエンジンに見合うよう、ブレーキも強力なグリメカ4リーディングレーシングドラムブレーキ
(レギュレーションでディスクブレーキの使用は禁止)を装備していたが、年代物故、マグネシュウム製のフランジにクラックが入り、スポークが張れなくなっていた。

彼が取った索はこうだ、フランジのアールに沿ったアルミプレートを何枚か製作し、そこからスポークを張ってやろうと。
異常に短いスポークでアッセンブリーされたホイールが妙にカッコよかったのを思い出す。


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スタミアーチャーハブのフランジに合わせた円盤を作り、外周に32と40のスポークホールを開ける




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ハブとの取付は、5mmのボルトナット。アルミリベット止めっつーのもいいかも?




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スポーク穴の首が掛かるザグリや、ボルト頭の座金が座る加工など、大変な工作が必要だろう。


      あの人に相談してみるかなー?


ぼくも昔リチャードと一緒に走ったことがある。西仙台サーキットを借り切った走行会、当日は雨。
みんなは雨が止むのを待っていたが、偶然同じピットに陣取ったリチャード、岩城滉一(岩城さんはマチレスG50)、ぼくの三人が「もったいないから走ろうぜ」と言いだしコースイン。
ぼくのマシンは「ジレラ・サトゥルーノ500 アイルオブ・マン」。
あまりにもレベルの違う二人に追従しようともがくが、走り始めて2周目に入った1コーナでクラッシュ。
高価なバイクを失った。


リチャード元気かな〜?
当時の別冊モーターサイクリストに「青い目のチャレンジャー」って出てたっけ