インディアンドリーム 「目指せ!Board Track Racer」

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    2013 FUJI SUNDANCE   88.200円
         橋輪プライス    79.300円
       フレームサイズ:43 / 46 / 49cm
            カラー:チーフレッド
               3 Speed
           
 サンダンス 限定300台


昨日のO君には、早くもカスタムで先を越されたが、ぼくも負けてはいられない。
2012サイクルモードでこいつを見た時から構想は駆け巡っていた。

実は、このサンダンス、一昨年FUJI がindian とのコラボバイク製作を依頼され作り上げた1台。
担当したのは、現在はFUJI を退社し新しい国内自転車ブランドを立ち上げたN氏。



ある日N氏から相談の電話がきた

「インディアンブランドの自転車製作依頼が来ているんですけど、どんなん作ったらいいですかね?」

「いいか、オモチャみたいなダミータンクをくっ付けた、へっぽこビーチクルーザーになったらダメだ!」

「ちゃんと走れる乗れるカッコいいバイクにせねば」

「目指せ!Board Track Racer」と言った覚えがある。



しばらくしてしてこの話、たち切れとなり封印されたかに見えたが、なんとサイクルモードの会場にあるではないか。ぼくに内緒で水面下で進められていたようだ。

「なんだ〜本当にやるんだったら、もっとリクエストしたい事いっぱいあったのに」
まっ、カスタム魂は完璧に出来上がっている物には湧いてこないから。


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フレームサイズ、手前が49で奥が46。ぼくの身長でいくと49だが迷うところだ。



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    スタミアーチャー内装3速ハブのシフター
ハンドルバーの一般的に使いやすい位置にセットされているが、ハンドルバー上面のスッキリさと、バー選択の自由度を考えると、どこかに移設したい。できればトランスミッションから直接伸びる「ジョッキーシフト」を実現してみたい。ハレーなら左、インディアンは右だ。




   やっぱ一番のインパクトはホイールでしょう

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タイヤサイズは700×32C。当時のBEタイヤ(耳付きタイヤ)かと思わせる形状のリム。流石N氏、よくぞこんなん見つけてきた。リムブレーキではなく、ドラムブレーキを採用したため、オールペイントリムでもキズが付かない。



       そこでこいつに白羽の矢

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ぼくの通勤チャリ、昭和53年製の日米富士。26インチのBEタイヤ。




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        こいつをちょこっと拝借しまして




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      サンダンスのフロントホイールを外す




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   スタミアーチャーのフロントハブはエンド幅100mmでスポークホール数は36穴。





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「これを、こっちに持ってきてー」じゃなくって。・・・これはこれでいいな。昔のサンダンス。




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      一気にクラッシックになたでしょう




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      フォークのクラウンラグが超ギリです




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         BE で26インチ、想像通り




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早くも雰囲気20年代突入って感じ、やっぱリム大事です。当時、自転車も含めてまだHEやWOはまだない。



      あるところには有るぞ!デットストック

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      26インチBE メッキリムの新品2本
アラヤが一昨年までステンレス製のBE リムを製作していたが、今やラインナップから消えている。新聞配達の将来はどうなるんだ。




        一瞬喜んだも、つかの間

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             32ホールに

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              40ホール

ダメじゃーん、のっけから大ピンチのインディアンドリーム