Presto SL のシングルフリーを分解してみる

なんか”たまんないな”このフォルム。これ「やだな」って人と「カッコイイ」って人と、真っ二つになる自己主張満載のモデル。ぼくは大好きだ!

オリジナルのチェーンリングは53T。これじゃーまだまだ手ぬるいス!担当者は「55T ん〜無理でしょう」と言っていたが?

これが13T のシングルフリー。

既にチェーンラインがシートステーに近づいている。
それでは分解して行こう

まずはVブレーキをリリース。

アクスルナットを15mmのレンチで緩め、エンドの一番奥に押し込み緩んだチェーンをフロントギヤの内側に落とします。

これでスプロケットからチェーンが外れます。

エンド幅は130mm でロード用ハブが使えます。トップ9TのCapreoハブ を使いたいのであれば、ハブシャフトから4mmスペーサーを抜けばなんとかなるかも?

5枚のスペーサーとシングルスプロケットの組み合わせ。

フリーと反対側の玉押しを15mmの薄口スパナで押さえ17mmのメガネレンチでロックナットを外します。

フリー側の玉押しとロックナットは緩めずにそのまま引き出せます。シャフト長は170mm。下、一番左はあとから外したオイルシール。

オイルシールは、けして固く圧入されているわけではないのでマイナスドライバーで、あっちこっちと均等にめくっていけば外せます。一気にいくとシールの鉄板が曲がっちゃいますよ。

ボールは9個入り。

せっかく分解したならハイグレードグリスに交換したい。

ロックリングでセットされたシングルフリー。

分解にはこの二つの工具が必要となります。

チェーンの付いたスプロケットリムーバーでフリーを固定し、ロックリングを普通ネジ方向に緩めます。

アルミ製のロックリングが外れました。シルバーのアルミスペーサーには回り止めの爪が三つあります。

Shimano 8・9・10のカセットスプロケが装着できます。

スプロケットは段差の大きい方が奥側に向くようにセットされています。

スプロケットの厚みは2.13mm。 まあ2.15mmとみて段差が1.85mmと反対側が1.00mmで合計5mmとなります。

厚みの異なるアルミスペーサーはロックリング側(右)から10・4スプロケトが入って3・5・10mmの順番でセットされています。スプロケットの表裏、スペーサーの入れ替えで大胆克、微妙なチェーンラインがセッティング出来そうです。

BBにも片側2.5mmずつのシムが入っていますので、こちらの入れ替えも有効です。

下から覗いたところで、メインフレーム下にシフター用ケーブルが通せるループが用意されているのをお見せしましょう。

右チェーンステーにも。
それでは元に戻します

ハイグレードグリスを奢ります。

15mmの薄口スパナで玉押し調整。若干のプリロードを掛けておいた方が耐久性は上がりますが、ガタが無くなったところで寸止めすると最高の回転が得られます。また、ロックナットを締めると微妙に変わってきます。慣れないうちは、何回となくやり直すこととなりますが、ガタがなく、滑らかな回転を目指します。

スペーサーとスプロケットを組み込みます。スペーサーの爪はシマノフリーの一つだけ広い溝を避けて組み込む方が有効です。

最後にロックリングをセットしますが、上の穴あきタイプのロックリング工具を使えばシャフトを抜かなくとも作業できますので、スペーサーの入れ替えには重宝するでしょう。

アルミ製のロックリングが凄く”ヤワ”なので締めすぎると破損します。レンチを短く持ち止まったところから時計の針で10分ってところか。できればShimano製のスチールロックリング(ツバの広いヤツ)に変えたい。
53T のチェーンリングは外してしまえ!

FSA クランクアームのPCDは130mm

どうだ!POWER TOOLS の60T !!!
チェーンが足りなくなるのは言うまでもない。

チェーンステーもバタつけば当たるが、難なくクリアー。

ギヤ比は60÷13で4.615。なかなかのベストセッティングが一発で決まった。ホイールサイズにほど近いビッグギヤがPresto SL を頼もしく変えたのだ!
カッコいいでしょう〜! 欲しくなったでしょう〜!
別売のディレーラーハンガーが入荷したらまたリポートしたい
最後に”ドキッ”としたこと

おいおい!ちょちょと待てよ・・・・・・これ?

あれっ

おいおいっ

当たったか?当たったか?

超ギリ、セーフ!セーフ!
折畳めなくなるところだった! 計算したかのような60T

なんか”たまんないな”このフォルム。これ「やだな」って人と「カッコイイ」って人と、真っ二つになる自己主張満載のモデル。ぼくは大好きだ!

オリジナルのチェーンリングは53T。これじゃーまだまだ手ぬるいス!担当者は「55T ん〜無理でしょう」と言っていたが?

これが13T のシングルフリー。

既にチェーンラインがシートステーに近づいている。
それでは分解して行こう

まずはVブレーキをリリース。

アクスルナットを15mmのレンチで緩め、エンドの一番奥に押し込み緩んだチェーンをフロントギヤの内側に落とします。

これでスプロケットからチェーンが外れます。

エンド幅は130mm でロード用ハブが使えます。トップ9TのCapreoハブ を使いたいのであれば、ハブシャフトから4mmスペーサーを抜けばなんとかなるかも?

5枚のスペーサーとシングルスプロケットの組み合わせ。

フリーと反対側の玉押しを15mmの薄口スパナで押さえ17mmのメガネレンチでロックナットを外します。

フリー側の玉押しとロックナットは緩めずにそのまま引き出せます。シャフト長は170mm。下、一番左はあとから外したオイルシール。

オイルシールは、けして固く圧入されているわけではないのでマイナスドライバーで、あっちこっちと均等にめくっていけば外せます。一気にいくとシールの鉄板が曲がっちゃいますよ。

ボールは9個入り。

せっかく分解したならハイグレードグリスに交換したい。

ロックリングでセットされたシングルフリー。

分解にはこの二つの工具が必要となります。

チェーンの付いたスプロケットリムーバーでフリーを固定し、ロックリングを普通ネジ方向に緩めます。

アルミ製のロックリングが外れました。シルバーのアルミスペーサーには回り止めの爪が三つあります。

Shimano 8・9・10のカセットスプロケが装着できます。

スプロケットは段差の大きい方が奥側に向くようにセットされています。

スプロケットの厚みは2.13mm。 まあ2.15mmとみて段差が1.85mmと反対側が1.00mmで合計5mmとなります。

厚みの異なるアルミスペーサーはロックリング側(右)から10・4スプロケトが入って3・5・10mmの順番でセットされています。スプロケットの表裏、スペーサーの入れ替えで大胆克、微妙なチェーンラインがセッティング出来そうです。

BBにも片側2.5mmずつのシムが入っていますので、こちらの入れ替えも有効です。

下から覗いたところで、メインフレーム下にシフター用ケーブルが通せるループが用意されているのをお見せしましょう。

右チェーンステーにも。
それでは元に戻します

ハイグレードグリスを奢ります。

15mmの薄口スパナで玉押し調整。若干のプリロードを掛けておいた方が耐久性は上がりますが、ガタが無くなったところで寸止めすると最高の回転が得られます。また、ロックナットを締めると微妙に変わってきます。慣れないうちは、何回となくやり直すこととなりますが、ガタがなく、滑らかな回転を目指します。

スペーサーとスプロケットを組み込みます。スペーサーの爪はシマノフリーの一つだけ広い溝を避けて組み込む方が有効です。

最後にロックリングをセットしますが、上の穴あきタイプのロックリング工具を使えばシャフトを抜かなくとも作業できますので、スペーサーの入れ替えには重宝するでしょう。

アルミ製のロックリングが凄く”ヤワ”なので締めすぎると破損します。レンチを短く持ち止まったところから時計の針で10分ってところか。できればShimano製のスチールロックリング(ツバの広いヤツ)に変えたい。
53T のチェーンリングは外してしまえ!

FSA クランクアームのPCDは130mm

どうだ!POWER TOOLS の60T !!!
チェーンが足りなくなるのは言うまでもない。

チェーンステーもバタつけば当たるが、難なくクリアー。

ギヤ比は60÷13で4.615。なかなかのベストセッティングが一発で決まった。ホイールサイズにほど近いビッグギヤがPresto SL を頼もしく変えたのだ!
カッコいいでしょう〜! 欲しくなったでしょう〜!
別売のディレーラーハンガーが入荷したらまたリポートしたい
最後に”ドキッ”としたこと

おいおい!ちょちょと待てよ・・・・・・これ?

あれっ

おいおいっ

当たったか?当たったか?

超ギリ、セーフ!セーフ!
折畳めなくなるところだった! 計算したかのような60T