dringdring (ドリンドリン)ベル 

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                Kiwi




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                Flower


“dring dring”はフランス語で「チリンチリン」という意味。
カナダ・モントリオールのスタジオで一つ一つ手塗りによってペイントされているため、同じデザインでも微妙な違いが楽しめます。
塗料も、有害物質などを排出することのない自然環境に優しいものを使用しています。
塗装作業の最終行程に焼き入れ処理をし、仕上がりに拘りを持っています。



             ベルを解説する

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右の黒い方が今現在一般に製造販売されているベルで、内部構造は全く変わってはいないが、ギヤ関係は全て樹脂製品となっている。一方、ドリンドリンベルは昔ながらの全金属製で、ヘリコプターで言うと”ベル47G”ってところか。(これはNishinoさんしか解らないか?)



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 部品構成は3点で、これ以上は非分解式となっている




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ノブと一体になった扇型のトリガーギヤ(部品名称は、ぼくが勝手に付けているので、お気になさらぬように)の歯数は12で、22Tギヤの下に一体となった8Tのピニオンギヤを回す。




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歯数12のトリガーギヤで8Tのピニオンギヤを回すも、リダクションユニットケース(我ながらカッコイイ名前の付け方だ!)の切欠きでストローク量が制限される為、22Tギヤは1ストロークでほぼ1回転。




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1回転した22Tギヤは次に写真右のガバナウエイト・パドルユニット(この名も気に入っている)中心の11Tピニオンを駆動する。ギヤレシオは、22÷11で2.00となり、トリガーギヤ1ストロークでガバナウエイト・パドルユニットが2回転する。ストロークされたトリガーギヤはリターンスプリングにより元の位置まで戻されるため逆回転で2回転、計4回転することになる。




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ガバナウエイト・パドルユニットは遠心力でウエイトが外側に開きます。





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ウエイトはベルハウジング(これもナイス!)に設けられた一か所の突起にぶつかり鐘をならす。この時ウエイトが引っ込まなかったら”連続奏で”は不可能となる。

以上のことからベルは1回押すと8回鳴ることがお解り頂けたでしょうか。まっ普通のベルっーことです。



フード・シリーズ / フラワー・シリーズ / ポルカドット・シリーズの全12種類で気になる価格は、

             ”2.700円也”