Shimano 10 Speed コンポーネエントで Capreo 9速カセットを確実にドライブする & Matt  Black な COLOSSUS 完成


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Matt  Black  COLOSSUS




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2012.11.25    KB ハウスにて撮影 (K.B.SCOOTERS)




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この日を待ち望んだH さん。



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初乗りは横浜までの帰路。(約40km)



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お気を付けて!


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ショーウインドに写るフォルムが気になるようだ。

COLOSSUS の走りをお楽しみください!ありがとうございました



さて問題の10速コンポで9速カセットは動くのか?

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コンポーネントはShimano  105(10 Speed)



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カセットスプロケShimano  Capreo  9-26T (9 Speed)


ディレーラーの調整は通常と変わりません

シフトケーブルはまだ張る前なのでガイドプーリーはトップギヤ
付近にいます。
この状態でトップギヤとガイドプーリーの刃先が一致するようトップ側アジャストスクリュウで調整します。
次にクランキングしながらディレーラーを手で押し込みローギヤまでシフトダウンさせ、トップと同じようにロー側アジャストスクリュウで決めます。
ロー側は刃先が一致より若干内側に行過ぎ位でないと最ローのシフティング操作が重くなることがあります(極端な行過ぎはチェーン落ちとなる)

シフトケーブルを取り付ける前にこの作動範囲を決めてしまうのがポイント

ディレーラーをトップの位置に戻しシフトケーブルを取り付けます。
シフターを1ノッチダウンさせクランキングしながらケーブルアジャスターを緩めていくと次のギヤに登るでしょう。
更にケーブルアジャスターを緩めていくと三つ目のギヤ側面に摩ってきますので、ギヤ鳴りしなくなるまで戻します。(締めこむ)
最後にシフトアップとダウンを繰り返し、落ちがわるいようであれば張りすぎ(アジャストスクリュウを緩めすぎ)登りずらければ張ってあげます。(アジャストスクリュウを緩める)

不思議なのは、9速でも10速でも束ねたカセットギヤの厚みが変わらないのに、このセッティングで、余った1速分を更にシフトしようとしても若干ディレーラーは動くものの、最後の1ノッチまでは押せなくなることです。


完全に9速用コンポと化した105の完璧な作動をご覧下さい





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カセットスプロケの側面に注意。
変速とは、隣のギヤへチェーンが脱線(de raile)することで行われる。
カセットスプロケの側面には特別な加工(矢印)がされていて、ここがチェーンのアウタープレートを押し上げ脱線の手助けをしています。

ところで、「10速コンポで9速カセットは動くのか」の回答にはなっていません。

ぼくの勝手な解釈は、10 Speed シフターは作動範囲を単純に10等分したのではなく(本当は10等分だと思うが)脱線のきっかけを10回まで起こせる変速機だと言う事です。