SRAM シフトボックスについて

きのうは、tern VERGE X30h  のリヤホイールの外し方について書きましたが、熱心な小径フリークの”機長KATAGIRI さん”より(何時もありがとうございます)スラストリバーサー(ご指摘)がありましたので追記します

「シフトボックスを差し込んでから、ボタンがうまく押し上げられないときの対処方法も書いてくださると良かったのですが。」

ごもっとも!ぼくも最初すんなり行くときもあれば、なかなかセットできないときもありました。それではもう少し詳しく行ってみよう

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シフトボックスを裏がえした写真です。動きが分かりやすいようにカムレバー(矢印)を白く塗っておきました。
ドライバーでこじると・・・


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        カバーがはずせますが


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スチール製のカムレバーと、まか不思議な樹脂パーツで構成されていますが非分解式です



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赤丸で囲ったボタンを押し上げ押し下げすると(シフトがローギヤでケーブルにテンションが架かっていない状態でないとボタンを押す事が出来ない構造)



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  ボタンに連動して白く塗ったカムレバーが動きます



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今ボタンを押し下げた状態のまま(カムレバーがシフティングロッドの出てくる穴より黄色矢印方向に逃げている状態)シフトボックスをハブアクセル軸に入れます(カムレバー赤矢印のVカットに注意)



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そしてボタンを押し上げると頭がマイナスになったシフティングロッドの首下にV字カットが嵌ります(これでロックされた状態)


    シフティングによるカムレバーの動き

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   ローギヤ:シフトケーブルに遊びが有る状態

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ミドルギヤ:インジケーターの針が黄色枠の真ん中にある

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トップギヤ:シフティングロッドが目一杯引かれている状態



       きちんとセットできない例

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黄色矢印方向にシフトボックスが入りきれていないためシフティングロッドの頭とカムレバーが干渉している

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ボタンを押し上げたまま入れてしまうとカムレバーが押し戻されてしまい変速もロックも出来ない



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きのう「アウターケーブルのエンドキャップがシフトボックスのアジャスター部に奥まで入っているか確認して下さい」と書きましたが、ようはインナーケーブルが引っ張られてない状態で装着すれば間違いなしです


         きのう書き忘れた事

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ハブアクセル軸の両側面(矢印)に削った端面がありますが



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  座金により付くようにしか付きませんので安心を



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ローギヤでシフトボックスとフレームエンドに若干の遊びがありますが問題ないです。(むしろ遊びがないとローギヤを維持できない)ミドルにシフトした時点で押し付けられ遊びは無くなります。



      

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       てな訳で納車整備中のタケシ君

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      整備後、軽快に試運転です


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            折り畳んで


           梱包作業開始!

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